レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2012年01月15日
- 登録日時
- 2014/03/27 00:30
- 更新日時
- 2014/04/19 10:09
- 管理番号
- 日常レファ 20120115
- 質問
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江戸時代の人間模様がわかる資料を探している。庶民の心がわかるような資料がいい。(高校3年の生徒から日本史でのレファレンス。)
- 回答
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『江戸人のこころ』(山本博文著・角川学芸出版 2007年発行)
江戸時代の庶民の手紙のやりとりがでている。例えば妻が夫に送った手紙から夫婦のやりとりが伝わってきたりする。
- 回答プロセス
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生徒「司書さん、江戸時代の人間模様がわかる資料を探しているんです」
司書「江戸時代の資料はいろいろとあるけれど。例えば親子の関係であれば江戸の子育て事情の本はどうでしょう?」
生徒「うーん。子育てだと、親の目線ばかりですよね。双方のやりとりがわかるような資料がいいんです」
司書「江戸時代のどういう人たちを対象にしたいのかしら?」
生徒「偉い人たちじゃなくて、できれば庶民の心がわかるような資料がいいんです」
司書「あ!だとしたら良い資料がありますよ~」
そこで紹介したのが『江戸人のこころ』(山本博文著・角川学芸出版 2007年発行)
司書「『江戸人のこころ』、この本はどうかしら。江戸時代の庶民の手紙のやりとりがでているの。例えば妻が夫に送った手紙から夫婦のやりとりが伝わってきたりするのよ」
生徒「なるほど手紙かぁ!庶民のやりとり、人間模様がわかりそう!これを借ります!」
司書「でも、手紙といっても江戸時代の文体だから、ほら、何を言っているのかちょっと時間をかけて読まないとね」
生徒「う・・・・・、本当だ。難しい言葉を使ってる。でもがんばります!この資料で。ありがとうございました!」
- 事前調査事項
- NDC
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- 日本史 (210)
- 参考資料
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山本博文 著. 江戸人のこころ. 角川学芸出版, 2007. (角川選書 ; 415)
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000009108573-00 , ISBN 9784047034150
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山本博文 著. 江戸人のこころ. 角川学芸出版, 2007. (角川選書 ; 415)
- キーワード
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- 江戸時代
- 日本史
- 庶民
- 照会先
- 寄与者
- 備考
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東京学芸大学「先生のための授業に役立つ学校図書館図書館データベース」>学校図書館の日常>レファレンス 20120115
江戸時代の人々
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 高校生
- 登録番号
- 1000151444