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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

提供館
(Library)
県立長野図書館 (2110021)管理番号
(Control number)
県立長野-20-113
事例作成日
(Creation date)
2020年11月20日登録日時
(Registration date)
2021年03月13日 14時12分更新日時
(Last update)
2021年04月03日 13時05分
質問
(Question)
木曽漆器の現状やその後継者問題について調べる資料を紹介してほしい。
回答
(Answer)
以下の資料を紹介した。
・『暮らしのデザイン』 楢川村誌編纂委員会編 楢川村 1998 (木曽・楢川村誌 6 民俗編) 【N234/88/6】
   p.243-373 にかけて、漆器製作の概要と歴史がまとめられている。
・『信州匠の里の職人たち』 松橋昭夫著 ボロンテ 2000 【N750/19】
   p.125-127 に、長野冬季オリンピックを契機に新しい試みがなされていることが書かれている。
・『掌』 松本クラフト推進協会 2017
   p.1-15 漆器職人だけでなく、製品にかかわる漆を集める「漆掻き職人」、素材を作る「木地師」の仕事にスポットを当てた記事になっている。
・『長野県の諸職 長野県諸職関係民俗文化財調査報告書』 長野県教育委員会編・刊 1990 【N750/16】
   p.148-163 漆器にかかわる仕事を取り上げている。衰亡・変化しつつある伝承されてきた諸職・技術の実態及び変遷について調査・記録し、関係資料の収集、保存、活用あるいは伝統工芸技術の保存に資することを目的とした調査報告となっている。後継者問題については、触れられていない。
・『消滅直前の木曽福島の八沢春慶桧物細工の世界』 楯英雄著 【N754/13】
   昭和50年代後半、木曽福島町の春慶塗にポイントを絞った後継者問題についての論考。
・『信州の伝統工芸』 信濃毎日新聞社出版部編 信濃毎日新聞社 1979 【N750/13】
   p.15-60 木曽漆器の歴史と技法、海外輸出、伝統工芸品産業指定と昭和50年代における今後の見通しのようなものが書かれている。
・『信州の伝統的工芸品』 長野県産業労働部 [2015] 【N750/11/'15】
   p.3-8  漆の技法別に工程のフロー図がある。
・『漆器産業地域の技術変化』 馬場章著 之潮 2016 【N752/18】
   p.18-45  漆器に関する工業地域としての木曽について論究したもので、次の節では石川県輪島について触れている。
・『生活工芸双書 漆 1』 阿部芳郎ほか著 農山漁村文化協会 2018 【658.7/ウル/1】
・『生活工芸双書 漆 2』 船田良ほか著 農山漁村文化協会 2020 【658.7/ウル/2】
   漆そのもの、漆器業について、技法、弊害、販売等まで扱っており、現在の業態を知る資料となっている。ただし、扱う地域は木曽とは限らない。
・『辺境と文化 木曽谷の歌・漆器』 楯英雄著 寝覚宿 1988 【291.52/タヒ】
・『漆器の里に学ぶ 高校生の見た木曽・楢川村』 駒場学園高等学校 1983【N234/84】
   昭和58年、同高校の生徒が1週間滞在調査したものをまとめた資料。
・『長野県ものづくり産業振興戦略プラン 2018-2022年度』 長野県 2018 【N601/104/'18-'22】
   p.159 木曽地域の製造業の状況を簡単にまとめたもの。

 なお、長野県庁の伝統工芸産業を扱う部署である産業労働部産業技術課食品・伝統産業係へ照会したところ、製造数などの統計記録や、後継者に関することは、「木曽漆器工業協同組合」【最終確認2013.3.19】が詳しいとのこと。
回答プロセス
(Answering process)
1 当初は伝統文化や伝統文化の後継者についての問い合わせであったが、詳しく話を聞いていくと、木曽漆器について調べたいとのこと。

2 まず、木曽地域の市町村史誌類をみて、概略を抑える。漆器そのものは、木曽地域の中でも、旧楢川村(現・塩尻市)平沢に工房が多い様子。

3 郷土資料について、「伝統産業」「ものづくり」などのキーワードで蔵書検索する。『長野県ものづくり産業振興戦略プラン 2018-2022年度』などを見つける。長野県のウェブサイトで県の伝統産業に対するプロジェクト等を探す。

4 木曽漆器は工芸品でもあるため、郷土分類N750(工芸)の書棚周辺の資料を探す。昭和後期は調査資料が多い。平成の出版物は、調査資料は少なく、PRに主眼を置いたものが多い。

5 長野県関係だけでなく、一般資料についても、NDC分類752(漆器)658(漆)などの資料をあたる。

6 郷土雑誌の記事を「木曽漆器」「漆器」などで検索する。

7 県庁の産業労働部産業技術課食品・伝統産業係へ、製品の出荷数などの最新の統計情報などを照会する。

<その他調査済資料>
・『木曽の宝』 長野県立歴史館編・刊 2016 【N234/139】
・『山里の社会史』 後藤雅知ほか編 山川出版社 2010 【N652/17】
・『森林と人の絆 再発見 in 木曽』木曽谷流域林業活性化センター編・刊 2005 【N652/15】
・『木曽 歴史と民俗を訪ねて』 木曽教育会郷土館部編 信濃教育会 2010 【N234/99c】
事前調査事項
(Preliminary research)
NDC
漆工芸  (752 10版)
林産製造  (658 10版)
中部地方  (215 10版)
参考資料
(Reference materials)
楢川村誌編纂委員会/編集 , 楢川村誌編纂委員会 , 楢川村誌編纂委員会. 木曽・楢川村誌 : 暮らしのデザイン 6 民俗編. 楢川村, 1998-03.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I059415440-00  (【N234/88/6】 p.243-373)
長野県教育委員会/編 , 長野県教育委員会. 長野県の諸職 : 長野県諸職関係民俗文化財調査報告書. 長野県教育委員会.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I059318573-00  (【N750/16】p.148-163)
馬場章 著 , 馬場, 章, 1934-. 漆器業地域の技術変化. 之潮, 2016.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I027832930-00 , ISBN 9784902695304 (【N752/18】p.18-45)
長野県産業労働部産業政策課/編 , 長野県産業労働部産業政策課. 長野県ものづくり産業振興戦略プラン : 「知・技術・共創」による生産性革命 : 高付加価値型産業への体質転換 2018〜2022年度. 長野県, 2018-03.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I082954508-00  (【N601/104/'18-'22】)
キーワード
(Keywords)
木曽漆器
伝統産業
後継者問題
信州学
照会先
(Institution or person inquired for advice)
木曽漆器工業協同組合」【最終確認2013.3.19】
長野県庁産業労働部産業技術課食品・伝統産業係【最終確認2013.3.19】
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
調査種別
(Type of search)
文献紹介 事実調査
内容種別
(Type of subject)
郷土
質問者区分
(Category of questioner)
高校生
登録番号
(Registration number)
1000295218解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
解決
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