レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2014/11/14
- 登録日時
- 2015/01/07 10:42
- 更新日時
- 2015/06/02 16:16
- 管理番号
- 日進15R-01
- 質問
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解決
ラクダの尿が薬として使われていると聞いたが、本当か?
資料を探してほしい。
- 回答
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薬として使用するという記述は見つからなかったが、ヘアトニックとして使用する。
『ケンブリッジ世界の食物史大百科事典2』(383.8/085/2) P525 より
- 回答プロセス
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自館OPACで“世界”“食物”を検索する。
『ケンブリッジ世界の食物史大百科事典』がヒットしたので棚をブラウジングし、2巻の索引で“ラクダ”をひき、ラクダの箇所にラクダの尿についての記載があった。※( )内は当館請求記号
- 事前調査事項
- NDC
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- 衣食住の習俗 (383 7版)
- 参考資料
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- 『ケンブリッジ世界の食物史大百科事典2』朝倉書店 / 2004 / (383.8/085/2)P525 (AJ94318054)
- キーワード
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- ラクダ
- 尿
- 食物
- 照会先
- 寄与者
- 備考
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その他の資料として、早稲田大学 古典籍総合データベースより『駱駝之図』国安画、山東庵京山 [撰]ラクダ ノ ズ
rakuda no zu (http://www.wul.waseda.ac.jp/kotenseki/)あり。
歌川国安が描く「駱駝之図」にはラクダの尿を薬にすると、瀕死の病気から人を救う霊薬になるなど、さまざまなご利益が記されています。
また自館データベースCiNiiより検索。『皇學館大學文学部紀要 第45輯』2007 に『駱駝之図』を読む 川添 裕より。
「1つ目はラクダの尿から作った薬が死にそうな人を救う霊薬になるとしるし~」P15
「本家本元のアラブの民間療法に、肝臓が膨れたり炎症を起こしたりした時、ラクダの尿を飲めば癒る、あるいは、胸を患っている者は朝起きるとすぐに椀一杯のラクダの尿を飲むと効果があるといったものがあり~」P16
上記の記載あり。
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 開放講座
- 登録番号
- 1000165722