レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2012年11月22日
- 登録日時
- 2012/11/22 13:35
- 更新日時
- 2012/11/22 13:35
- 管理番号
- 2012-10
- 質問
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解決
「会社四季報」の株主欄を見ると、「日本トラスティ信託口」「日本マスター信託口」「オムニバスアカウントトリーティー」など、昔は見かけなかった名前が散見されるのだが、これらは一体何か。
- 回答
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以下のとおり回答した。
以下の新聞記事に、「信託口」とは複数の投資家が資金を出して株式を買う投資手法で、名簿上の株主と実質的な株主が異なることが多い、といった記述があることを紹介した。
・「名簿上は銀行名義:『本当の株主』調べて安心:敵対買収に備え、実施企業が増加」(東京読売新聞、2005.8.23 p.23)
・「信託各行、証券代行ビジネスを拡充:株主判明調査や助言業務」(日経速報ニュースアーカイブ、2008.6.18)
・「保有株式、年金運用分など別名義:信託各行、議決権行使にらむ」(日経金融新聞、98.7.23 p.3)
「オムニバスアカウントトリーティー」は中国政府系ファンドであることを伝え、以下の関連記事を紹介した。
・「独自集計! 269社に3兆円以上 純投資か経営権奪取か中国ファンドの日本買い」(東洋経済、2012.1.14 p.76-78)
・「株式市場透視眼鏡 存在感を増すアジアマネー 特に中国政府系資金に注目を」(ダイヤモンド、2011.8.6 p.21)
・「中国系ファンド 日本株34銘柄6000億円超を保有 『オムニバス・チャイナ』の狙い」(エコノミスト、2010.7.27 p.12-13)
・「ニッポン大株主の正体 気がつけば中国マネーが存在感」(日経ヴェリタス、2011.1.30-2.5)
そのほか、運用会社の概要については「投資運用会社要覧」(日本証券投資顧問業協会)も参考になることを伝えた。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
-
- 取引所 (676)
- 参考資料
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000114579