レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2016年9月20日
- 登録日時
- 2017/03/29 00:30
- 更新日時
- 2018/09/15 09:40
- 管理番号
- 県立長野-16-180
- 質問
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解決
所蔵の『真武内伝(山岸重郷 写本)』で、真田信繁の幼名の「御弁丸」について表記を確認したい。
- 回答
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『真武内伝』【最終確認2018.9.4】 乾ノ巻, 坤ノ巻はウェブサイト「信州デジくら」上で公開している。21コマ目、42コマ目、61コマ目を確認するよう紹介。長野県立歴史館の蔵書も紹介した。
- 回答プロセス
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1 問い合わせの段階で出典を『新編信濃史料叢書』第18巻p.47としていたので、確認する。『左衛門佐君伝記稿 巻1』から信繁の幼名を『真武内伝』から記述している部分とわかる。
2 当館所蔵の『真武内伝』(山岸重郷 写本) 【N288/134】を確認する。「○弁丸」と記載のあるところを3カ所確認した。『左衛門佐君伝記稿 巻1』にある「少名御弁丸、又号源次郎、改左衛門佐、或好白、」と列挙しているところはない。
3 写本による違いがあるかもしれないので、『信濃史料叢書 第4巻』信濃史料編纂会編・刊 1914 【N208/1/4】にある『真武内伝』をみる。この活字翻刻版は飯島家、柘植家、東京大学史料編纂所の蔵書を底本としたものだが、やはり列挙したところは確認できなかった。(『左衛門佐君伝記稿 巻1』では『真武内伝』を参考にして、ただ単に羅列したのではないかと推測するが、確証はない。)
4 「信州デジくら」で公開状況を確認し、当該コマを添えて回答とする。なお、3の飯島文庫は長野県立歴史館へ移管済みのため、歴史館の所蔵を確認する。丸山文庫でも『真武内伝』の写本があることを確認。こちらも併せて紹介する。
- 事前調査事項
- NDC
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- 個人伝記 (289 8版)
- 系譜.家史.皇室 (288 8版)
- 中部地方 (215 8版)
- 参考資料
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- 『真武内伝(山岸重郷 写本)』1815 (【N288/134】)
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信濃史料刊行会 編 , 信濃史料刊行会. 新編信濃史料叢書 第18巻 (真田家御事蹟稿). 信濃史料刊行会, 1978.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001375616-00 (【N208/43/18】) -
信濃史料編纂会 編 , 信濃史料編纂会. 信濃史料叢書 第4. 信濃史料編纂會, 1914.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I003927643-00 (【N208/1/4】)
- キーワード
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- 真田信繁
- 幼名
- 御弁丸
- 真武内伝
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介 事実調査
- 内容種別
- 郷土 人物
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000213349