レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2017年08月25日
- 登録日時
- 2018/04/20 19:56
- 更新日時
- 2018/09/05 11:36
- 管理番号
- 関大総図 17A-33J
- 質問
-
解決
”Sweet was the Song”(讃美歌)がWilliam Balletの『Lute book』に載っているか確認したい。
- 回答
-
William Balletの『Lute book』はダブリン大学トリニティカレッジのデジタルコレクションにて公開されておりました。
下記アドレスから閲覧可能です。
http://digitalcollections.tcd.ie/home/#folder_id=1297&pidtopage=MS408_005&entry_point=5 【最終アクセス2018/7/17】
お探しの“Sweet was the song…”は、page76~77に楽譜と歌詞が収録されております。少し見づらいですが、おそらくこちらで間違いないと思われます。ご確認下さい。
なお、調査の過程で以下のこともわかりましたので、参考までにお伝え致します。既にご存知の内容でしたらご容赦下さい。
上記の画面に表示されておりますオレンジ色の「Click for more information」をクリックすると、この資料の概要が表示されます。
このうちNoteによりますと、この本は、元々は2つのlute music manuscriptsであり、後半のpp.75-114は別のリュート奏者によるコレクションだったようです。
また、The Lute in Britain: A History of the Instrument and Its Music(by Matthew Spring, Oxford University Press, 2001)という図書にも、上記トリニティ本について記述があります。この資料は本学には所蔵しておりませんが、Google Booksより部分的に読むことができます。Google Booksのアドレスは以下の通りです。
https://books.google.co.jp/books?id=OQPLgjs2n7IC&printsec=frontcover&dq=lute+in+britain&hl=ja&sa=X&redir_esc=y#v=onepage&q=lute%20in%20britain&f=false 【最終アクセス2018/7/17】
画面を下にスクロールし、上記図書の125ページにトリニティのBallet Lute Book(主に前半部分)について説明があります。これによると、前半部分は”William ballet his booke wittns william vines”というタイトルだったようです。これはトリニティのデジタル画像page1(本の扉)でも確認することができます。元々は別のlute music manuscriptsであったものが、18世紀にひとつにまとめられ、Ballet Lute bookと呼ばれるようになったようです。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
-
- 宗教音楽.聖楽 (765)
- 参考資料
- キーワード
-
- Sweet was the Song
- Lute book
- William Ballet
- 讃美歌
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 専任教員
- 登録番号
- 1000234875