レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2006年05月01日
- 登録日時
- 2006/06/20 16:58
- 更新日時
- 2010/08/07 13:48
- 管理番号
- 2006-0008
- 質問
-
解決
中国における広告クリエイティブ(グラフィック)の特徴と近代からの変遷を知りたい。
日本語で書かれたものがよい
- 回答
-
① 中国で開催される広告賞の作品集や関連する資料からクリエイティブの特徴を掴んでもらう。
<広告賞受賞作品集>
●請求記号:R105.2-CHU-(2001年版より所蔵)
『中国国際広告祭受賞作品集』(中国撮影出版社 発行)
→中国国際広告祭は1986年に創設された中国国家レベルの広告祭。
当館では、作品集と視聴覚資料を所蔵。
当館併設のアド・ミュージアム東京では、毎年受賞作品の展示を開催。
●請求記号:R180.9-ADF-(2003~2008年版まで所蔵)
『Adfest awards annual(アジア太平洋広告祭)』(Longyin Review 発行)
→アジア・環太平洋地域に向けた広告作品を対象に選考される広告賞。
当館併設のアド・ミュージアム東京では、毎年受賞作品の展示を開催。
※TVCMの受賞作品を収録したAV資料は1999年から所蔵。
<その他の資料>
●請求記号:139.2-AKI-
『中国ポスター』(秋山孝 著、朝日新聞出版 発行、2008)
→中国イラストレーション・ポスターをその特徴の変遷にあわせて紹介。
●請求記号:R140.2-ZHA- ※中国語
『中國近代廣告文化』(趙〓[Zhao Che] 編著、大計文化事業 発行、2002)
→中国の近代広告を多数紹介。
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②中国の広告事情が日本語で書かれた資料を提示。
●請求記号:102.2-ZHU
『中国における広告の伝統』(朱磊 著、雄松堂出版 発行、2005)
p.10→「中国における広告の意味」の項
中国における広告の位置づけの変遷が書かれている。
p.220→「中国で問題化されている広告作品」
海外企業の広告で中国の思想に合わない表現が使われることがある、など中国の広告
クリエイティブの特徴が書かれている。
●請求記号:155.2-WAT
『中国消費者の広告表現受容状況』(渡辺信一ほか、日本大学芸術学部 発行、1994)
p.15→中国ではイデオロギー教育、政策手段として媒体が利用されていたため上意下達の公告
が主であったこと、 1960代後半の文化大革命で一切の広告活動が白紙になったこと、
1979年の開放路線で再スタートしたため広告の歴史が浅い事が記されている。
●請求記号:163-YAM
『海外広告事情』(高井戸文庫 発行、2010)
→雑誌『産業広告』で2004年11月号~2009年9月号の間、連載していた「海外広告事情」をまとめたもの。
1号に1国を取り上げ、広告やメディアの特徴について書かれたコラム。広告作品や統計が掲載される場合もある。
中国は第3回、第31回に掲載。
●請求記号:102.2-LIM
『中国の広告とインターネットの実態』(林惠玉 著、中央大学出版部 発行、2010)
→近代中国広告文化や、中国における外国企業広告の問題広告、中国のインターネット事情について解説。
<和雑誌>
●請求記号:R101-SEN-2005
『宣伝会議』(宣伝会議 編・発行)
2005年7月15日号
→特集:中国の広告市場
2010年8月1日号
→巻頭特集:中国人消費者のインサイトに迫る
中国人消費者の意識と行動に焦点を当てている。日系企業が中国で展開している広告も紹介。
●請求記号:R106-YOS-2002
『AD STUDIEDS』(吉田秀男記念事業財団 発行)vol.8→特集:進化する中国の広告表現
※その他、雑誌記事登録検索では中国に関連する記事は多数ヒットする。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
-
- 広告.宣伝 (674 8版)
- 参考資料
- キーワード
-
- クリエイティブ
- 中国
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- このレファレンス事例は、2006年に登録した内容に追記・訂正を加え、2010年に更新しています。
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 学生
- 登録番号
- 1000029157