レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2006年11月24日
- 登録日時
- 2007/03/23 14:23
- 更新日時
- 2007/04/09 15:54
- 管理番号
- K06-007
- 質問
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解決
昭和17年の「荏原区平塚七丁目1063番地」が現在ではどの地区、地域にあたるのか。また当時の住宅地図があれば入手したい。
- 回答
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◎『江戸東京学事典』より、平塚のある東京市荏原区は現在の品川区にあたると判明。法務局の品川出張所に問い合わせ。住所自体は品川区役所に問合せてほしいとのこと。住所は細かく区画が変わっているので、正確に照合させるのは難しいとのことだった。
◎品川区役所に電話にて問い合わせ⇒「平塚七丁目1063番地」は、現在の品川区旗の台6丁目21番。
(番地表示は個人に確認し、個人の許諾が必要とのこと)
当時の地図は、あるとすれば品川歴史館で、照合する場合、現在の地図は市販されているゼンリン地図購入か、東京都内の公共図書館へ利用申請を出すとよいとのこと。
◎国会図書館にもメールレファレンスを依頼。その回答に下記の資料を紹介していただく。
昭和16年発行の資料1(『角川日本地名大辞典13 東京都』によると平塚は、昭和16年からの町名で、昭和40年から現在の地名になったので、昭和17年の住所も同様であると判断できる)と資料2を比較して現在の地域が特定できる。
※複写依頼をする場合は、住所の表示部分で複写箇所を特定できず、地図の部分(この場合左下部分)を指定して複写する形になる。
資料1 『大東京区分図三十五区之内 荏原区詳細図』1:6000 日本統制地図 1941.10 (NDL請求記号F―14(20))
資料2 『品川区』 ゼンリン 2005.11 (NDL請求記号YG111-13―109―A1)
⇒利用者複写依頼へ。調査終了
- 回答プロセス
- 事前調査事項
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・「荏原区史」荏原区役所 1943 掲載の地図を依頼者が参考資料として持参。
- NDC
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- 日本 (291 9版)
- 参考資料
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- 小木新造『江戸東京学事典』新装版 三省堂 2003
- 『角川日本地名大辞典13 東京都』 角川書店
- 『大東京区分図三十五区之内 荏原区詳細図』 東京地形社 1941
- 『品川区』 ゼンリン 2005.11 (ゼンリン住宅地図 東京都9)
- キーワード
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- 地名
- 住宅地図
- 荏原区
- 品川区
- 平塚
- 照会先
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- 国立国会図書館
- 寄与者
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- 法務局品川出張所
- 品川区役所
- 国立国会図書館
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 大学院生
- 登録番号
- 1000034064