レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2013年03月19日
- 登録日時
- 2013/05/15 16:05
- 更新日時
- 2013/08/01 14:42
- 管理番号
- 埼熊-2013-001
- 質問
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解決
戦前(1910-1918年頃)熊谷中学の先生だった〈ワカスギ サブロウ〉の人物や仕事について知りたい。
- 回答
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『熊谷高校八十周年誌』p89-92に「恩師の思い出」(飯久保直雄(中・第16回卒))あり。p92に「若杉三郎(英文法、-)早口の講義。先生歩かれるとき足をバネのようにピクピクさせて。先生八高(旧制、名古屋)の教授になって熊中を退かれたと記憶している。」という記述あり。
『熊谷高校百周年誌』 p538(資料「旧職員(全日制)」中)に「若杉三郎 (教科)英文法 (在職期間)明43.4~大7.4 (現住所)逝去」とあり。
《埼玉県立文書館収蔵資料検索システム横断検索》を〈若杉三郎〉で検索したところ、明治期の行政文書が1件ヒットする。「文書番号:明5208 件名:県立熊谷中学校教諭奏任待遇教諭任用ニ関スル件 内容:若杉三郎 内容年 和暦(初年):明治43年7月6日」
職員録を確認したところ、下記の資料に記載あり。
『埼玉県学事関係職員録 明治44年12月5日現在』 p3
『埼玉県学事関係職員録 (大正4年)』 p3
『埼玉縣立熊谷中學校一覧』 p69
『埼玉県職員録 明治45年1月1日現在』 p87
『埼玉県職員録 大正2年1月1日現在』 p82
『埼玉県職員録 大正3年1月1日現在』 p81
『埼玉県職員録 大正4年1月1日現在』 p81
『埼玉県職員録 大正5年1月1日現在』 p80
『埼玉県職員録 大正6年1月1日現在』 p83
『埼玉県職員録 大正6年7月1日現在』 p85
- 回答プロセス
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《WHOPLUS》に〈草野 柴二〉〈クサノ シバジ〉の情報あり。東京帝国大学在学中から翻訳をおこなっていたこと、本名が〈若杉三郎〉であること、「43年熊谷中学英語教師となり創作活動を続けた」等の記載あり。
埼玉県立熊谷高校関連資料および埼玉県の職員録を確認する。
調査済資料
『熊谷高校九十周年誌』(埼玉県立熊谷高等学校 1985)
『我等』(埼玉県立熊谷中学校校友会) デジタル化資料あり。(www.lib.pref.saitama.jp/stplib_doc/data/d_conts/zashi/syosai/z_warera.html 埼玉県立図書館)
『埼玉県職員録 大正7年7月1日現在』(埼玉県知事官房 1918)
『埼玉県立熊谷中学校一覧』(埼玉県立熊谷中学校 1910)
『熊谷中学時代 第1輯』(第十回熊中会 1936)
『会報 大正2年7月刊』(埼玉県立熊谷中学校校友会 1913)
『熊中時代絵日記帳』(大澤俊吉 1985)
- 事前調査事項
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〈ワカスギ サブロウ〉には、〈草野 柴二〉〈クサノ シバジ〉というペンネームがあり、文章を書いている。
- NDC
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- 個人伝記 (289 9版)
- 貴重書.郷土資料.その他の特別コレクション (090 9版)
- 参考資料
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- 『熊谷高校八十周年誌』(熊谷高校記念誌編集委員会編 埼玉県立熊谷高等学校 1975)
- 『熊谷高校百周年誌』(熊谷高等学校記念誌編集委員会編 埼玉県立熊谷高等学校 1995)
- 『埼玉県学事関係職員録 明治44年12月5日現在』(埼玉県教育会事務所 1911)
- 『埼玉県学事関係職員録 (大正4年)』([埼玉県立熊谷図書館(製作)] 1915)
- 『埼玉縣立熊谷中學校一覧』(埼玉縣立熊谷中學校 1913)
- 『埼玉県職員録 明治45年1月1日現在、大正2年-大正6年1月1日現在、大正6年7月1日現在』(埼玉県知事官房 1912-1917)
- キーワード
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- 若杉 三郎(ワカスギ サブロウ)
- 草野 柴二(クサノ シバジ)
- 熊谷中学校(旧制)
- 伝記
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土 人物
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000131250