レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2016年05月06日
- 登録日時
- 2017/03/15 14:49
- 更新日時
- 2017/06/07 14:35
- 管理番号
- 埼熊-2016-137
- 質問
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解決
織田信長の「人生50年下天のうちを比ぶれば」や徳川家康の「人生は重荷を背負いて長き道を行くがごとし」のように、性格を表している歌が豊臣秀吉にあるか知りたい。
- 回答
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下記資料の辞世の和歌や名言を紹介した。
『歴史人 2012年8月号』(ベストセラーズ 2012.8)
「戦国武将の名言」
p22-27「天下人・秀吉の言葉に隠された本音」に「太閤記」や、文書類に記述された、計17の言葉あり。
「辞世の句 露と落ち露と消えにし我が身かな難波の事も夢のまた夢」もあり。
『歴史と旅 1984年9月号』(秋田書店 1984.9)
「戦国武将の家訓と名言」
グラビア「豊臣秀吉」に「われ天下を取れば、大名に遣はすとて、皆わが国なり。その蔵入なくば、毎日諸大名より一飯を養はれて済むことなり」
p102-109「豊臣秀吉の名言」に「「加減関白円」という薬がある。これを服めば誰でも関白になれる、と秀吉が言った。処方は、「正直五両、堪忍四両、思案三両、分別ニ両、用捨一両」とあり。このほかにも、秀吉の言葉の引用あり。
『豊臣秀吉のすべて』(桑田忠親編 新人物往来社 1981)
p120「なにわの事」に「つゆとをちつゆときへにしわがみかな なにわの事もゆめの又ゆめ 松 これはいうまでもなく豊臣秀吉の辞世の和歌である。」とあり。
『豊臣秀吉 天下人への道』(歴史と文学の会編 勉誠社 1995)
p112「信長の好んだ『敦盛』の「人間五十年、下天の内を比ぶれば、夢まぼろしの如くなり。ひとたび生を得て、滅せぬ者のあるべきか」の件と、秀吉が辞世として遺した「つゆとをち つゆときへにし わがみかな なにはの事も ゆめの又ゆめ」の歌には、通い合うものがある。」
- 回答プロセス
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自館目録を〈戦国武将 & 名言〉で検索する。
豊臣秀吉の伝記資料を確認する。
- 事前調査事項
- NDC
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- 人生訓.教訓 (159 9版)
- 個人伝記 (289 9版)
- 参考資料
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- 『歴史人 2012年8月号』(ベストセラーズ 2012.8)
- 『歴史と旅 1984年9月号』(秋田書店 1984.9)
- 『豊臣秀吉のすべて』(桑田忠親編 新人物往来社 1981) , ISBN 4-404-01077-X
- 『豊臣秀吉 天下人への道』(歴史と文学の会編 勉誠社 1995) , ISBN 4585050191
- キーワード
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- 豊臣 秀吉(トヨトミ ヒデヨシ)
- 人生訓
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 人物
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000211745