レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2019年06月09日
- 登録日時
- 2019/10/29 18:25
- 更新日時
- 2020/06/15 14:24
- 管理番号
- 埼久-2019-064
- 質問
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解決
ピカソの「画家とモデル」と呼ばれる一連の作品について、限定的に解説された資料を紹介して欲しい。
あわせてピカソ自身の見解が述べられている資料をみたい。
- 回答
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以下の資料を紹介した。
1 解説のある資料
『ピカソの世紀 続(1937-1973) ゲルニカと戦争、そして栄光と孤独』(ピエール・カバンヌ著 西村書店 2016)
p647-709「第二十四章 画家とモデル(一九六一-一九六五)」
『ピカソ 剽窃の論理』(高階秀爾著 美術公論社 1983)
p165-183「第九章 画家とモデル」
『ピカソ その生涯と作品』(ローランド・ペンローズ著 高階秀爾[ほか]訳 新潮社 1978)
p432-433「魔の季節」に、画家とモデルのテーマについての解説あり。
p493-466「絵画、画家とモデルおよび《サビニの女の略奪》」に、関連する記述あり。
p511-512「性は、確かに最も強く打ち出されたテーマではあった。(中略)画家もまたモデルとぴったり体をからませて登場し、その絵筆で、すなわち彼の陽物で、彼女の剥き出しの肉体に実際に絵を描いている(《画家とモデル》)。」とあり。
2 ピカソの見解のある資料
『ピカソは語る』(エレーヌ・パルムラン著 瀬木慎一[ほか]訳 造形社 1977)
p115-145「画家とモデル」に、ピカソの「画家とモデル」に対する発言や考えについての記述あり。
- 回答プロセス
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1 自館目録を〈ピカソ & 画家とモデル〉〈画家とモデル〉で検索する。
2 《国会図書館オンライン》(https://ndlonline.ndl.go.jp/ 国会図書館)を〈ピカソ & 画家とモデル〉で検索する。
《国会図書館デジタルコレクション》「全建ジャーナル = Zenken journal. 5(8)(56)」(全国建設業協会 編 全国建設業協会 1966-08 )「ブリヂストン美術館めぐり ピカソ「画家とモデル」 / 岩佐新」 1993年作
(http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/3276996 国会図書館)26コマ 国立国会図書館/図書館送信参加館内公開
3 《CiNii Articles》(http://ci.nii.ac.jp/ 国立情報学研究所)を〈ピカソ & 画家とモデル〉〈ピカソ & 芸術家とモデル〉で検索する。
《大手前大学 大手前短期大学リポジトリ》(https://otemae.repo.nii.ac.jp/ 大手前大学)
中村茂夫著「ピカソの「藝術家とモデル」連作について」(『大手前女子大学論集 20巻』p171-192 大手前女子大学 1986.11 https://otemae.repo.nii.ac.jp/?action=pages_view_main&active_action=repository_view_main_item_detail&item_id=1472&item_no=1&page_id=33&block_id=62)
4 NDC分類〈723.36〉の棚を確認する。
ウェブサイト・データベースの最終アクセス日は2019年6月9日。
- 事前調査事項
- NDC
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- 洋画 (723 9版)
- 参考資料
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- 『ピカソの世紀 続(1937-1973) ゲルニカと戦争、そして栄光と孤独』(ピエール・カバンヌ著 西村書店 2016) , ISBN 4-89013-745-9
- 『ピカソ 剽窃の論理』(高階秀爾著 美術公論社 1983) , ISBN 4-89330-032-6
- 『ピカソ その生涯と作品』(ローランド・ペンローズ著 高階秀爾[ほか]訳 新潮社 1978)
- 『ピカソは語る』(エレーヌ・パルムラン著 瀬木慎一[ほか]訳 造形社 1977)
- キーワード
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- Picasso Pablo(ピカソ パブロ)
- 絵画-スペイン
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 絵画
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000263135