レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2017年05月30日
- 登録日時
- 2021/08/19 12:39
- 更新日時
- 2021/12/22 11:59
- 管理番号
- 埼熊-2021-028
- 質問
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解決
歌人早崎夏衛(はやさき なつえ)の履歴を知りたい。
- 回答
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略歴と早崎夏衛に関する記述のある以下の資料を紹介した。
『新萬葉集 第6巻』(改造社 1938)
p446に略歴あり。
『埼玉短歌事典』(埼玉短歌事典刊行委員会編 埼玉短歌事典刊行委員会事務局 2007)
p80-90「加藤克巳」の項に「同大学国文科に入学、早崎夏衛、岡松雄らと「短歌精神」を創刊(中略)」とあり。(注)「同大学」とは国学院大学。
『加藤克巳アルバム』(個性の会・加藤克巳アルバム編纂委員会編 風心社 1993)
p8早崎夏衛の写真あり。「やがて新芸術短歌運動に加わり、早崎夏衛・岡松雄らとともに「短歌精神」を興す」とあり。
『加藤克巳批評集成 加藤克巳著作選 3』(加藤克巳著 沖積舎 1995)
p402-403「早崎夏衛―『白彩』の美」に加藤克巳による批評あり。
『加藤克巳論・集成 加藤克巳著作選 別巻』(加藤克巳著作選・別巻編集委員会編 沖積舎 1998)
早崎夏衛の歌集について記述あり。
『歌は主観の表現である』(加藤克巳著 沖積舎 1990)
p168-174「芸術の火は燃えたが-わが昭和十年代」に「昭和十年といえば、早崎夏衛、岡松雄といった人達と「短歌精神」を創刊し、新芸術派短歌運動というのをはじめた頃にあたり」、「早崎夏衛の浦和移住がぼくを新運動にはしらせた決定的なものであった。」とあり。
p175-176「新芸術派の流れ」に早崎夏衛の死についての記述あり。
- 回答プロセス
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1 自館目録を〈早崎夏衛〉〈早崎義一〉で検索する。
2 埼玉人物文献索引データベース(埼玉県立図書館)を〈早崎夏衛〉〈早崎義一〉で検索する。
3 人物関係資料を確認する。
4 埼玉の歌人に関する資料を調査する。
5 加藤克巳関連資料を確認する。
6 《Google》(https://www.google.com/?hl=ja Google)を〈早崎夏衛〉で検索する。
1938年6月刊の『新萬葉集 第6巻』に早崎夏衛の略歴についての情報あり。
7 6の情報から『新萬葉集 第6巻』を確認する。
ウェブサイト・データベースの最終アクセスは2017年5月30日。
- 事前調査事項
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『歌壇のピカソ 孤高の歌人・加藤克巳の航跡』(吉村康著 沖積舎 1997)に浦和に住んでいた時期があるとの記述あり。
昭和50年代前半に亡くなっており、本名は早崎義一(はやさき ぎいち)というらしい。
- NDC
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- 日本 (281 9版)
- 詩歌 (911 9版)
- 貴重書.郷土資料.その他の特別コレクション (090 9版)
- 参考資料
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- 『埼玉短歌事典』(埼玉短歌事典刊行委員会編 埼玉短歌事典刊行委員会事務局 2007)
- 『加藤克巳アルバム』(個性の会・加藤克巳アルバム編纂委員会編 風心社 1993)
- 『加藤克巳批評集成 加藤克巳著作選 3』(加藤克巳著 沖積舎 1995) , ISBN 4-8060-6546-3
- 『加藤克巳論・集成 加藤克巳著作選 別巻』(加藤克巳著作選・別巻編集委員会編 沖積舎 1998) , ISBN 4-8060-6549-8
- 『歌は主観の表現である』(加藤克巳著 沖積舎 1990)
- 『新萬葉集 第6巻』(改造社 1938)
- キーワード
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- 早崎 夏衛(ハヤサキ ナツエ)
- 早崎 義一(ハヤサキ ギイチ)
- 歌人-大阪府
- 加藤 克己(カトウ カツミ)
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 人物 郷土
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000303342