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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

[転記用URL] https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000043360
提供館
(Library)
埼玉県立久喜図書館 (2110009)管理番号
(Control number)
埼浦-2007-116
事例作成日
(Creation date)
2007/11/28登録日時
(Registration date)
2008年04月04日 02時10分更新日時
(Last update)
2008年04月08日 13時13分
質問
(Question)
野田西念(ノダサイネン:1182~1289年)が建立した西念寺(後に長命寺)は、武蔵国足立郡野田(埼玉県旧浦和市)にあったという長命寺なのか、千葉県野田市にある長命寺のことなのかを知りたい。
回答
(Answer)
西念が建立した長命寺について、「武蔵国足立郡野田」の西念寺(長命寺)からの調査、千葉県野田市の長命寺からの調査をしたが、明確な答えは得られなかった。
回答プロセス
(Answering process)
「武蔵国足立郡野田」(埼玉県旧浦和市)の西念寺(長命寺)からの調査
『浦和を知る事典 増補』(青木義脩 さきたま出版会 1991)
p61「野田西念」の項から、西念は「足立郡野田に寺を営み、そこに住した。」「時が移り、正応元年、本願寺三世覚如(親鸞の曾孫)が親鸞の旧跡を訪ねて関東に下ったとき、西念は107歳でなお健在であった。そして、覚如から、長命寺という寺号を賜った」という記述あり。その後寺は、現在の長野市の長命寺と、古河市の宗願寺の二手に分かれた旨の記述あり。また、西念の寺は、浦和の野田のどこにあったのか、まだ解明できていないとのこと。
『浦和市史 通史編1』
p628-631に西念の記述あり。p628「野田を姓としているのは、武蔵国足立郡野田に一宇西念寺(後に長命寺)を建立し、ここに住したことによるとされている。」、p630「西念は死後、西光院(吉川町)に葬られた。現在同所には西念法師塔があり、県指定史跡となっている。」とあり。p631に、茨城県願入寺に残されている「二十四輩牒」には、「西念御坊武蔵野田」とあるとのこと。本書の記述も、寺跡については未詳。
『埼玉人物事典』
p369-370「西念」の項に、「親鸞の直弟「二十四輩」の第7」とあり。本書の記述も、寺跡については未詳。
『真宗人名辞典』(法蔵館 1999)
p126「西念」の項に、武蔵野田に寺を建立した旨の記述あり。
『日本仏教人名辞典』(法蔵館 1992)
p283-284「西念」の項に、武蔵野田に居住したと伝える、とあり。
『真宗辞典』(法蔵館 1990)
「西念」の項に、「武蔵野国足立郡野田が、もと一門の領地であったので、その地に一宇を建立して住んだ。」「長命寺の寺号を授けられた」との記述あり。
『真宗大辞典 巻1 改訂再版』(永田文昌堂 1972)
p647-648「西念」上記の資料郡とほぼ同内容の記述あり。
『全国寺院名鑑 北海道・東北・関東篇』(史学センター 1983)
p131「宗願寺」(古河市)の項に、「建暦ニ年の創建でもと武蔵国足立郡野田にあり武州総道場と称せられた。康永元年現在地に移り、享保五年本願寺門跡兼帯所となって古河御坊と称した。のち数度の火災にあい再建され現在に至る。」との記述あり。
千葉県野田市の長命寺からの調査
『野田の歴史』(市山盛雄著 崙書房 1975)
p189-202「野田における親鸞と西念」の章より、p198-武州足立郡野田と下総国葛飾郡野田に二つの西念寺があったかどうかについて考察はあるが、明確な記述は得られず。
『野田市宗教施設総覧』(野田市史編さん委員会 1969)
p231「長命寺」(千葉県野田市)の沿革は、千葉県宗教法人届書等の資料では、1の調査で得られた武蔵国足立郡野田の長命寺の沿革と、「野田」違いで、同じ様な記述になっている。また、「千葉県寺院明細書には「寛文二年本山十四世琢如法主の命によって寺再建し西念寺と号し、文政三年正月長命寺と改称す」ともあり、「現在、寺院の建物、遺跡等から往古の事を伺い知る事は困難である。」とあり。
『親鸞聖人二十四輩巡拝』(新妻久郎 朱鷺書房 1996)
p79-82「長命寺」(千葉県野田市)によると、1の調査で得られた武蔵国足立郡野田の長命寺の沿革と、「野田」違いで、同様な記述になっている。
『全国寺院名鑑』(全国寺院名鑑刊行会 1969)
名簿のみ記述あり。p98「真宗大谷派 野田市上花輪 1358」
『日本歴史地名大系 12 千葉県の地名』(平凡社 1996)
p294(野田市)上花輪村の項に長命寺の記述あり。承久2年(1220)創立。
『千葉大百科事典 別冊』(千葉日報社 1982)
p18年表、承久2(1220)年4月「野田上花輪に西念、今の長命寺創建(親鸞高弟)」とあり。
p44年表、寛文2(1662)年「野田長命寺再建」とあり。ただし、出典の記載なし。
その他の調査済み資料
『千葉乗隆著作集 2』(法蔵館 2001)
p328「第8章 信濃真宗寺院成立の系譜」に、武州野田・西念の語句あり。ただし信州の寺院についての考察。
『大日本仏教全書 第132冊 大谷本願寺通紀 外三部』(名著普及会 1981)
所収「大谷本願寺通紀 7」に原文の記載あり。p98西念の項に「下総葛飾郡古河宗願寺亦称西念遺跡」の一文あり。
『日本名刹大事典』(雄山閣出版 1992)『日本寺院名鑑 上・下』(名著普及会 1982)『事典 日本の名僧』(吉川弘文館 2005)『現代仏教家人名辞典』(東出版 1997)などには記述なし。
事前調査事項
(Preliminary research)
NDC
寺院.僧職  (185 9版)
関東地方  (213 9版)
貴重書.郷土資料.その他の特別コレクション  (090 9版)
参考資料
(Reference materials)
キーワード
(Keywords)
寺院
野田 西念(ノダ サイネン)
西念寺
長命寺
野田市-千葉県
浦和-さいたま市-埼玉県
郷土資料 
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
調査種別
(Type of search)
事実調査
内容種別
(Type of subject)
郷土
質問者区分
(Category of questioner)
個人
登録番号
(Registration number)
1000043360解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
未解決
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