レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2021/08/18
- 登録日時
- 2021/09/25 00:30
- 更新日時
- 2021/09/25 00:30
- 提供館
- 宮城県図書館 (2110032)
- 管理番号
- MYG-REF-210046
- 質問
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解決
安政から万延にかけての仙台藩の蝦夷地警備に関する資料を知りたい。
- 回答
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下記資料に記載があります。※【 】内は当館請求記号です
資料1 仙台市史編さん委員会編『仙台市史 通史編5』仙台市, 2004【K225/セ1-13/5】
第七章第一節「蝦夷地の警備」(pp.432-456)に,「一 北から「鎖国」の扉をたたいたロシア」「二 幕府の蝦夷地直轄に伴う蝦夷地警備」「三 仙台藩の蝦夷地経営」の小項目があります。
資料2 仙台市博物館編『市史せんだい Vol.12』仙台市博物館, 2002.7【K225/セ14-3/12】
難波信雄「仙台藩の蝦夷地領有とその経営について」(pp.77-91)
安政二~六年は領有について,万延元年は主に警衛についての記述があります。
※論文の冒頭で「庚申蝦夷地御領分諸達日記坤」(函館市立図書館所蔵)についての言及があります。こちらの資料はシラオイ元陣屋の代官が編んだ御用留形式の記録となっており,行政上,制度上の案件ごとに箱館に駐在する藩の勘定奉行や白老勘定所役人,備頭,各出張陣屋代官などとの間に交わされた意見上書や指示をまとめて記載したものになります。
資料3 菊池勇夫『近世北日本の生活世界』清文堂出版, 2016【211/2016.Y】
pp.234-281「第八章 万延元年蝦夷地場所引継文書の紹介と検討」
万延元年,幕府が仙台藩に東蝦夷地の一部を領地として与える際に,引継ぎのために作成した諸書物である『庚申万延元年蝦夷地御領分御引受留』(国立公文書館所蔵)を紹介し,内容について考察しています。
資料4 水野沙織「安政六年武市九郎三郎通達の蝦夷地警固日記」『仙台市博物館調査研究報告』第32・33合併号, 仙台市博物館, 【PK201/セ】(pp.62-84)
仙台市博物館所蔵の武市家資料「蝦夷地警護人数名前調」を紹介・翻刻したものです。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 東北地方 (212 9版)
- 参考資料
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- 仙台市史編さん委員会/編. 仙台市史 通史編5. 仙台市, 2004.3【K225/セ1-13/5】:
- 仙台市博物館/編. 市史せんだい Vol.12. 仙台市博物館, 2002.7【K225/セ14-3/ウ12】:
- 菊池/勇夫?著. 近世北日本の生活世界. 清文堂出版, 2016.11【211/2016.Y】:
- . 仙台市博物館調査研究報告. 仙台市博物館, 【PK201/セ】:
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000305072