レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 20181215
- 登録日時
- 2019/06/06 00:30
- 更新日時
- 2020/10/17 17:34
- 管理番号
- 0401000439
- 質問
-
解決
明治・大正期の金融について調べている。
所蔵資料の、『第四十三期営報告 : 明治31年下半季』(第九銀行)、『第34回半季実際考課状』(第百三十五国立銀行)の中に、当該銀行の社印、社章(ロゴマーク)の記載があるか調べてほしい。
あわせて、肥後協同銀行の社章等も探している。
これらの銀行について、何か資料があれば教えてほしい。
- 回答
-
該当資料を確認。両資料とも、ロゴマーク等の掲載はなかった。(第九国立銀行の報告書は他に2冊所蔵があったが、こちらもロゴ等の掲載はなかった。)
後に肥後銀行に合併されていることから、肥後銀行の年史を確認。掲載されている第九銀行再開の広告にロゴらしきものが見つかった。
第百三十五銀行については、銀行印と印章の掲載がある。
『九州日日新聞』明治30年11月23日4面、業務満期の広告に、細川九曜に類似したロゴが掲載。
『九州日日新聞』明治34年4月26日4面に、業務再開広告に、菱九曜に類似したロゴが掲載。
肥後協同銀行については、肥後銀行の行章として大正14年創立時のマークの掲載がある。
成立時の新聞(『九州日日新聞』大正14年7月26日)及び、肥後銀行へ改称した昭和3年3月1日の新聞、大正15年・昭和3年の元日の新聞にはロゴ等の掲載はなかった。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 金融.銀行.信託 (338 10版)
- 参考資料
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- 第34回半季実際考課状,第百三十五国立銀行/[編],1895. (0116565185|C/338/タ/)
- 第四十三期営報告,第九銀行/編,第九銀行,1898年 (0110880713|C/338.6/タ/)
- 第三十六回半季実際考課状,第九国立銀行/編,第九国立銀行,1895年 (0110878071|C/338.6/タ/)
- 半季実際考課状 第17回,第九国立銀行/編,第九国立銀行,1886年 (0111437323|C/338.6/タ/)
- 肥後銀行90年史,肥後銀行総合企画部90年史編纂担当/編纂,肥後銀行,2016.7 (P97 宇土第百三十五銀行印章、P101 第九銀行の業務再開広告(『九州日日新聞』明治34年4月26日付)、P106 肥後協同銀行成立記事(『九州日日新聞』大正14年7月26日付)、P107 宇土第百三十五銀行印、年表や成り立ちはあるがロゴ掲載なし|0140668245|C/338.6/ヒ/)
- 肥後銀行史,肥後銀行/[編],肥後銀行,1960.11 (P507口絵:肥後銀行の行章に大正14年創立時のマークあり、年表や成り立ちはあるがロゴ掲載なし|0110880556|C/338.6/ヒ/)
- 肥後銀行50年史,肥後銀行企画室年史編集班/編集,肥後銀行,1977.7 (口絵:行章 大正14年創立と同時に制定されたマークあり、P24 宇土第百三十五銀行印あり、年表や成り立ちはあるがロゴ掲載なし|0111003257|C/338.6/ヒ/)
- 肥後銀行70年史,肥後銀行企画部年史編纂担当/編纂,肥後銀行,1996.5 (口絵:行章 大正14年創立と同時に制定されたマークの記載あり、P45 宇土団百三十五銀行印あり、付編:当行沿革図に肥後協同銀行のマークあり、年表や成り立ちはあるがロゴ掲載なし|0116487471|C/338.6/ヒ/)
- 肥後銀行八十年史,肥後銀行総合企画部80年史編纂担当/編纂,肥後銀行,2006.11 (P7 第九銀行業務再開広告あり、P14 宇土第百三十五銀行印あり、年表や成り立ちはあるがロゴ掲載なし|0119252187|C/338.6/ヒ/)
- キーワード
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- 第百三十五国立銀行
- 第九国立銀行
- 第九銀行
- ロゴマーク
- 肥後銀行
- 銀行印
- 肥後協同銀行
- 銀行史
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000256983