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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

提供館
(Library)
茨城県立歴史館(閲覧室) (5000004)管理番号
(Control number)
茨歴閲2013012
事例作成日
(Creation date)
2013年06月04日登録日時
(Registration date)
2013年06月12日 12時08分更新日時
(Last update)
2013年08月21日 12時18分
質問
(Question)
安積澹泊(覚さん)の屋敷について書かれた資料が見たい。
回答
(Answer)

・『茨城歴史人物索引』によると、安積澹泊(あさか たんぱく)は水戸城下の生まれ。梅香の自宅で没す。
  明暦2年11月13日(1656年12月28日)~元文2年12月10日(1738年1月29日)

・『茨城県史料 近世地誌編』〈当館請求記号 K210.08-9-4〉 p.84 
 「水府地理温古録」高倉胤明著 天明6年(1786)
  上ハ梅香 
  前略 此彌大夫殿の屋敷には、安積老牛(安覚先生之事、一に澹泊と號す、その居を碧於亭といふ)の居住
  せられたるは相違なし。老牛先生の嫡孫覚兵衛某なる人、我等覚えて内藤氏の藤澤小路なる屋敷と引替て
  住居せられし也。 中略
老牛先生の先考は浅香於保惠兵衛と称し、奥州岩瀬郡飯土用(イドキ)村の産二階堂氏の族にして、
  武功の人也。寛永年中 威公に奉仕すと云。くわしくは碑銘の寫別録にあり。後に浅香を安積と改む。
  初は南町、今藤咲傳之允なる人の屋敷に住せられし也。 後略


・『茨城県立歴史館史料叢書 5 近世地誌 Ⅰ』〈当館請求記号 K210.08-22-5〉 p.216~
「水府地名考」石川桃溪著 天保5年(1834)
梅香 上、下(ウハ シタ)
前略 元和寛永の比より諸士小路なるへし雅人梅香斎住せし 故にや其後舟橋式部少輔致仕自息軒
  迄も此地に客居致され 安藤内匠 名為明 安積老牛 名覚 字子先 尋て此所に住し 後略

・『茨城県の地名』日本歴史地名大系8 (当館請求記号 K290.3-3〉 p.285
上梅香
前略 享保(1716~36)の頃儒学者安積澹泊がこの地に住み、 後略


・正保~明暦期の城下絵図(当館2階常設展示中・水戸市所蔵の写真版) → 裏南町に「浅香角兵衛」あり

・「水戸城下絵図写」〈当館請求記号 荻家6〉 明和6年(1769)以降の地図 → 藤澤小路に「浅香」あり

・改訂『水戸の町名〈当館請求記号 K290.3-14-(2)〉  → p.103 梅香に天保期(1830~1843)の図があり、
                                          「内藤半之亟」あり 
                                     p.104 藤澤小路に安政期(1854~1859)の図があり
                                          「浅香」あり

・天保元年「水戸地図」(彰考館所蔵)(1830年)〈 改訂『水戸の町名』附録 〉 → 藤澤小路に「浅香」あり

・「天保時代水戸地図」〈当館請求記号 関哲雄家587〉 →  藤澤小路に「浅香宇平太」あり 
                         上梅香に「内藤半之亟」あり
                         また白銀町に「安積」あり
             *改訂『水戸の町名』p.103の図はこの地図と同じ物の一部分と思われる

・「[水戸]御家中御屋敷町」〈当館請求記号 吉田ふさ家 吉8-36〉 弘化2年(1845) → 
                                          藤澤小路に「浅香宇兵衛治」あり    
                              上梅香に「内藤杵大夫」あり

回答プロセス
(Answering process)
◯『茨城歴史人物索引』『茨城県大百科』で、安積澹泊(覚さん)がどこに住んでいたのかを探る。 →
                                               梅香の自宅で没すとの記載有り。

△改訂『水戸の町名』の梅香を見る → 安積澹泊のことは書かれていない。巻末参考資料で「水府地理温古録」
                           「水府地名考」を知る。

◯当館DBで「水府地理温古録 図書」を検索 → 『茨城県史料 近世地誌編』所収「水府地理温古録」がヒット
                                上ハ梅香の項に上記記載有り。


◯当館DBで「水府地名考 図書」を検索 → 『茨城県立歴史館資料叢書 5 近世地誌 Ⅰ』 所収
                              「水府地名考」がヒット
                             上下梅香の項に上記記載有り。

◯『茨城県の地名』で梅香を見る → 上記記載有り。

◯当館常設展示の城下絵図で、「安積(浅香)」を探す → 裏南町に有り(「水府地理温古録」の記載と合う)  

△その他の当館所蔵の地図で、「安積(浅香)」を探す → 上記地図に「浅香」あり

×「天明時代水戸地図」(荻家 3),「水戸城下上市図写」」(荻家 7),「常州水戸城図」(和8-56),
 「常州水戸絵図」(平田家 1),「水戸図」(国小 34),「水戸古図」」(国小 35),「水戸古図」(国小 36)

×「水府系纂」36 → 住居の記載はない
事前調査事項
(Preliminary research)
現在、水戸市梅香の農協会館付近に、住居跡の碑が立っている。
NDC
関東地方  (213 8版)
個人伝記  (289 8版)
参考資料
(Reference materials)
高倉胤明 [著]. 水府地理温古録 : 5巻. 写.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000003279892-00
茨城県史編さん近世史第1部会 編. 茨城県史料 近世地誌編. 茨城県, 1968.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001224981-00  (当館請求記号 K210.08-9-4)
石川 桃蹊 著. 水府地名考 : 上,下. 製作者不明‖.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I015997496-00
茨城県立歴史館史料部 編. 近世地誌 1. 茨城県立歴史館, 2002. (茨城県立歴史館史料叢書 ; 5)
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000003638565-00  (当館請求記号 K210.08-22-5)
茨城県の地名. 平凡社, 1982. (日本歴史地名大系 ; 第8巻)
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I001202935-00  (当館請求記号 K290.3-3)
茨城歴史地理の会 編. 水戸の町名 : 地理と歴史 改訂. 水戸市, 1985.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001776162-00  (当館請求記号 K290.3-14-(2))
キーワード
(Keywords)
安積澹泊(あさか たんぱく)
水戸市
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
調査種別
(Type of search)
文献紹介 事実調査
内容種別
(Type of subject)
郷土
質問者区分
(Category of questioner)
社会人
登録番号
(Registration number)
1000132394解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
解決
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