レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2018年10月10日
- 登録日時
- 2018/12/12 00:30
- 更新日時
- 2020/01/13 00:30
- 管理番号
- 3A18005275
- 質問
-
解決
大阪市中央区法円坂2丁目1番に大村益次郎殉難報国の碑があります。
大村益次郎は、明治2年9月4日に京都三条木屋町の旅館に投宿中、尊王攘夷派の元長州藩士神代直人ら8名の刺客に襲われ重傷を負い、大阪の浪華仮病院の医師ボードインに右足切断の手術を受けるも、敗血症のため11月5日なくなりました。
大村益次郎が襲われた京都三条木屋町の旅館の名前がのっている資料はありますか?
- 回答
-
以下の資料に、関連する記述が見つかりましたので、ご紹介いたします。
1.『兵部大輔大村益次郎先生』(高梨 光司/著 大村卿遺徳顕彰会、1941.3)
p.79「先生の巡回視察」の項、p.80-「八月十三日京都に着し、三條木屋町二番路次の長藩控屋敷に投宿した。」とあります。
『兵部大輔大村益次郎先生』は、国立国会図書館デジタルコレクション(インターネット公開)にて公開されており、該当ページは59コマ目にあたります。
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1260383 (2018.10.13確認)
2.『大村益次郎』(大村益次郎先生伝記刊行会/編 肇書房、1944)
p.788-789「三條木屋町二番路次の長州藩控屋敷に投宿した。」とあります。
また、p.797に屋敷の平面図もあります。
『大村益次郎』は国立国会図書館デジタルコレクション(図書館向けデジタル化資料送信参加館内公開)にて公開されています。
図書館向けデジタル化資料送信サービスについては下記をご参照ください。
図書館向けデジタル化資料送信サービス(国立国会図書館)
http://www.ndl.go.jp/jp/use/digital_transmission/index.html (2018.10.13確認)
- 回答プロセス
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1.当館所蔵の大村益次郎の伝記を確認し、資料1、資料2を見つける。
2.1.で確認した資料について、国立国会図書館デジタルコレクションでの公開の有無を確認し、資料3、4を見つける。
- 事前調査事項
- NDC
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- 個人伝記 (289 9版)
- 参考資料
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- 当館書誌ID <0080205926> 兵部大輔大村益次郎先生 高梨 光司/著 大村卿遺徳顕彰会 1941.3 (資料1)
- 当館書誌ID <0080209061> 大村益次郎 大村益次郎先生伝記刊行会/編 肇書房 1944 (資料2)
- 国立国会図書館デジタルコレクション: 『大村益次郎』(図書館向けデジタル化資料送信参加館公開) (資料3)
- 国立国会図書館デジタルコレクション: 『兵部大輔大村益次郎先生』 (インターネット公開 2018.10.13確認) http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1260383 (資料4)
- キーワード
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- 大村益次郎
- 大阪市中央区
- 大村益次郎殉難報国の碑
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000248170