レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2020/10/10
- 登録日時
- 2020/11/11 00:30
- 更新日時
- 2024/03/29 00:33
- 提供館
- 金沢市図書館 (2310230)
- 管理番号
- 玉川-000855
- 質問
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解決
【医王山大沼付近の伝説について】 室生犀星の作品に『不思議な国の話』というのがある。
医王山行った娘が帰ってきたら何かにとりつかれたように人が変わり、最後は行方不明になるというものだ。
もとになった伝説が知りたい。
- 回答
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・雑誌『金の鳥 1922年4~6月号』に掲載された作品で、国立国会図書館デジタルコレクションでも閲覧できる、との情報提供が利用者よりあった。
・医王山がテーマの本、石川県の民話が収録されている本を確認し、次の資料から「医王山の大沼」の伝説を紹介した。
『加賀・能登の伝説』(11826162)
『加賀の昔話』(109167537)
『金沢の民話と伝説』(11824201)
『医王山物語』(118458364)
『山の民物語』(118419580)
『医王山』(118338114)
国立国会図書館デジタルコレクション『我が郷土の童話伝説』鏑木勢岐 著 加越能史談会/刊
いずれも金沢下堤町(または堤町)の大店の娘が病気になり、大沼の水で治るがそのお礼参りに医王山へ行った娘は、沼に落ち大蛇になった、という話であった。
犀星は、娘を薬屋の娘に設定しているとのこと。
下堤町の場所を地図で説明し、近くに中屋という有名な薬屋があったことを紹介した。
『金沢の老舗』(118413003)
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
- 参考資料
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000289352