レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 20180302
- 登録日時
- 2018/03/02 16:19
- 更新日時
- 2023/06/09 13:24
- 管理番号
- 姫路-214
- 質問
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解決
姫路の西二階町商店街で戦前から行われていた誓文払(せいもんばらい)について知りたい。
- 回答
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誓文払(せいもんばらい)は、商店街などで行われた歳末大売出しのこと。姫路では明治16年に第一回の誓文払が行われ、年中行事となった。
『ふるさと城南ものがたり』(1983年 出版:井上章 発行:城南地区連合自治会)
P74「西二階町を始め、各町商店と共同歩調を整えて、初の連合誓文払を、明治十六年十二月二日より六日まで五日間行い、成功をおさめた。連合誓文払は、その後、年中行事の一つとして、続行された。」とあり、その賑わいぶりについての記載があります。
『うちまちものがたり』(2006年 白鷺中学校区地域夢プラン実行委員会)
P117 *記載内容は、上記資料とほぼ同じです。上記資料が元資料かと思われます。
『姫路商工会議所五十五年史』(1978年 姫路商工会議所)
P210 昭和23年、姫路商店街連盟が姫路誓文払を10年ぶりに復活し、年中行事とした。
『姫路百年』(1990年 姫路市)
P70 「大正に入ると、二階町が姫路髄一の商店街になった。(中略)毎年十二月に行われた「せいもん払い」には、農繁期を終えた人たちなどの買い物客でにぎわい、二階町通りを中心に活況を呈した。」とあります。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 近畿地方 (216 8版)
- 経済 (33 8版)
- 日本 (291)
- 参考資料
- キーワード
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- 誓文払
- せいもん払い
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 団体
- 登録番号
- 1000231991