レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2016/08/26
- 登録日時
- 2016/11/02 00:30
- 更新日時
- 2017/03/02 00:30
- 管理番号
- 6000008505
- 質問
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解決
戦争末期の頃の定山渓鉄道について調べている。戦争末期は通学などの理由がないと自由に乗ることができなかったのか。また、豊平から定山渓までの運賃はいくらだったのか。
- 回答
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下記の資料を提供。
- 回答プロセス
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戦中について書かれている資料はあまり見つからない。
①『株式会社じょうてつ100年史』じょうてつ100年史編纂委員会/編 じょうてつ/出版 2016年1月発行
p48 「戦火の拡大とともに、旅客部分にも影響が出始め、乗客は札幌方面への通勤通学者と疎開者に限られていく。」と記述あり。
②『札幌の駅 さっぽろ文庫11巻』札幌市教育委員会/編 北海道新聞社/出版
1979年12月発行
p232 「日中戦争-太平洋戦争と戦線が拡大するにつれて温泉への観光客はぱったり姿を消した。(中略)定鉄のお客様は、戦争中期に入って来た疎開者と沿線住民の札幌への通勤通学に限られた。」と記述あり。
上記2点の記述があったが、乗客が通勤通学者と疎開者に限られた背景や根拠となるものが見つからない。
豊平から定山渓までの運賃については記載あり。
③『むかしむかし定山渓鉄道が走っていたころのおはなし』藤野地区町内会連合会/編 札幌市南区/出版 2015年2月発行
p12 昭和4年=81銭 昭和6年=65銭 昭和18年=65銭 23年=18円
④『定山渓温泉 さっぽろ文庫59巻』札幌市教育委員会/編 札幌市/出版 1991年12月発行
p251 昭和4年=65銭 昭和8年=70銭 昭和20年=1円 昭和21年=3円
同じ年でも書かれている料金が本により異なるが、参考のためにお知らせ。
(料金だけでは乗客を限定していたかどうかまで判断できなかった。)
<参考文献>
今回の調査で使用した定山渓鉄道に関しての情報が掲載されている資料。
⑤『HTBまめほん 4 定山渓鉄道』桐原酉次/著 北海道テレビ社長室/出版 1970年10月発行
⑥『定山渓温泉の歴史とともに』鹿の湯50年史会/出版 1977年10月発行
⑦『[定山渓鉄道]開業50周年を記念して』定山渓鉄道/出版 1968年10月発行
⑧『定山渓温泉のあゆみ』定山渓連合町内会事務局/出版 2005年7月発行
⑨『定山渓 定山渓温泉開湯150周年記念誌』ぶらんとマガジン社/編 定山渓観光協会/出版 2016年1月発行
- 事前調査事項
- NDC
- 参考資料
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- 株式会社じょうてつ100年史じょうてつ100年史編纂委員会/編じょうてつ (p48)
- 札幌の駅札幌市教育委員会文化資料室/編北海道新聞社 (p232)
- むかしむかし定山渓鉄道が走っていたころのおはなし第1集藤野地区町内会連合会/編札幌市南区 (p12)
- さっぽろ文庫59札幌市教育委員会/編札幌市 (p251)
- HTBまめほん4桐原 酉次/著北海道テレビ社長室
- 定山渓温泉の歴史とともに鹿の湯50年史会
- [定山溪鉄道]開業50周年を記念して定山溪鉄道
- 定山渓温泉のあゆみ定山渓連合町内会事務局/[編]定山渓連合町内会事務局
- 定山渓ぶらんとマガジン社/編定山渓観光協会
- キーワード
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- 定山渓(ジョウザンケイ)
- 定山渓鉄道(ジョウザンケイテツドウ)
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000199083