レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2022/02/12
- 登録日時
- 2022/03/11 00:30
- 更新日時
- 2022/03/11 00:30
- 提供館
- 宮城県図書館 (2110032)
- 管理番号
- MYG-REF-210036
- 質問
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解決
江戸時代の八木山の様子が知りたい。
- 回答
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下記資料に記載がありました。
※【 】内は当館請求記号です。
資料1 仙台市史編さん委員会編『仙台市史 特別編9』仙台市, 2014【K225/セ1-13/30】
pp.431-432「第二章 地域誌」-「第一一節 西多賀」-「四 近世」-「御城林と藩主の遊楽」の項
p.431「この地域の北部に広がる青葉山丘陵は,仙台城に続く御裏林(おうらばやし)あるいは御城林と呼ばれる藩直轄の山林として庶民が立ち入れないところだった。(中略)御城林には山守が置かれたが,主な仕事は山林の管理や植林,藩主などの狩猟の準備や案内などである。(中略)この御城林は,鹿や猪などの動物やキノコなどの植物が豊富なので藩主やその家族などの遊猟やキノコ狩りの場所となった。根岸村の越路山・芦口山,富沢村の金剛沢山,鈎取村の鈎取山は藩主が在国時に毎年のように訪れる場所であった。(後略)」
p.456「第一二節 長町」-「一 地域概要」-「範囲と沿革」の項
「丘陵地帯は仙台城の御裏林(おうらばやし)として貴重な森林を守り育ててきた越路山・大年寺山などからなっている。これらの山は根岸村に属するが,藩に直轄管理される御城林(おしろばやし)・御林(おはやし)であった。第二次大戦後,急速に開発され,遂には長町地区・郡山地区と並んで八木山として独立する地区となった。」
p.477「第一二節 長町」-「五 近代」-「八木山の開発」の項
「八木山はかつては越路山と称された藩有林で,竜の口渓谷を挟んで仙台城本丸に接する防衛上重要な位置にあり,鬱蒼とした深山幽谷の地であった。明治維新後に藩から払い下げられ,旧藩士八四〇人の共有地とされた。しかし,手続き上の問題から,越路山は国有地とされたが,元の所有者の総代たちの尽力で明治三八年(一九〇五)に再び下付された。」
資料2 石沢友隆『八木山物語』河北新報社, 2000【212.3/2000.2】
pp.33-34「八木山の隣は仙台城だ」-「当然ながら昔は山また山の大森林」の項
pp.37-38「八木山の隣は仙台城だ」-「立ち入り厳禁 巨木ニョキニョキ」の項
資料3 八木山まち物語作成委員会編八木山連合町内会編『八木山まち物語』八木山まち物語作成委員会, 2017【K292.5/2017.3】
pp.36-37「第一章 四節 政宗と御裏林」の項
資料4 佐藤達夫『歩いて確かめた昔』佐藤達夫, 2014【K225/2014.2】
pp.228-239「四,五代八木久兵衛の越路山開発」の項
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 東北地方 (212 9版)
- 参考資料
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- 仙台市史編さん委員会/編. 仙台市史 特別編9. 仙台市, 2014.3【K225/セ1-13/30】:
- 石沢友隆/著 村上典夫/絵. 八木山物語. 河北新報社, 2000.2【212.3/2000.2】:
- 八木山まち物語作成委員会/編 八木山連合町内会/編. 八木山まち物語. 八木山まち物語作成委員会, 2017.3【K292.5/2017.3】:
- 佐藤/達夫∥著. 歩いて確かめた昔. 佐藤達夫, 2014.2【K225/2014.2】:
- キーワード
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- 宮城県--歴史--江戸時代
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000313371