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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

[転記用URL] https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000152465
提供館
(Library)
尼崎市立地域研究史料館 (5000006)管理番号
(Control number)
056
事例作成日
(Creation date)
2014年4月19日登録日時
(Registration date)
2014年04月18日 16時17分更新日時
(Last update)
2014年04月21日 16時42分
質問
(Question)
尼崎市内にある村野藤吾設計の建築について調べたいので、参考文献や関連史料について知りたい。
回答
(Answer)
村野藤吾は現代日本を代表する建築家の一人です。大阪を拠点として、多くの建築を設計しました。
建築家としての功績により昭和42年(1967)に文化勲章を受章したほか、多数の受賞歴があります。
繊細な曲線や素材の質感を追求した作風が特徴で、その作品は、現在も多くの人の心を惹きつけるものとして高く評価されています。
尼崎市内では、旧大庄村役場(現大庄公民館)と、現尼崎市庁舎が村野藤吾の設計作品です。

旧大庄村役場は、昭和12年(1937)に旧大庄村の庁舎として建てられました。
宇部市渡辺翁記念会館に続く初期の村野作品であり、村野が最初に手がけた庁舎建築として知られています。
平成15年(2003)に、国の登録有形文化財に登録されました。
尼崎市立地域研究史料館では、図面、棟札、写真、竣工当時の記事が掲載された雑誌、参考文献・論考などを所蔵しており、閲覧公開しています。

尼崎市庁舎は、昭和37年に建てられ、昭和39年には日本建設業団体連合会から国内の優秀な建築に対して送られるBCS賞を受賞しています。
尼崎市立地域研究史料館では、竣工当時の記念誌(パンフレット)や写真、参考文献・論考などを所蔵しており、閲覧公開しています。
回答プロセス
(Answering process)
1 旧大庄村役場(現大庄公民館)に関する史料・参考文献
◆設計図
 村野建築事務所の銘が入った青焼き図面数十点
 これとは別に、村野に設計を依頼する以前の昭和9年(1934)に計画された、村野作品ではない設計図も所蔵している。

◆棟札
 表面に「上棟 大庄役場」と墨書され、裏面には上棟日付と設計者「村野建築事務所」、監督名、施工業者名が列記されている。

◆写真
 竣工時の写真複製、地元住民が撮影した写真、史料館が撮影した近年の建物内外の写真等

◆竣工当時の記事
「大庄村役場・兵庫縣武庫郡-村野藤吾建築事務所設計」
『國際建築』第14巻第11号掲載

「これで"村役場"-新興重工業村の横顔」
『アサヒグラフ』第31巻第24号掲載

◆参考文献
 村野、森建築事務所著『村野藤吾建築図面集』第4巻
 京都工芸繊維大学美術工芸資料館『村野藤吾建築設計図展カタログ』4・8

◆論考
 西村豪「旧大庄村役場(現大庄公民館)について」
 草薙芳弘「大庄村役場の回想-話し手:野草巌、橋本剛一、橋本義太郎」
 尼崎市立地域研究史料館紀要『地域史研究』第32巻第1号所収

 笠原一人「村野藤吾の大庄村役場をめぐって-建築史の立場から」
 尼崎市立地域研究史料館紀要『地域史研究』第33巻第2号所収


2 現尼崎市庁舎に関する史料・参考文献
◆竣工記念誌(パンフレット)『尼崎市役所』

◆写真
 市広報課撮影写真、市発行絵はがき等

◆参考文献
 京都工芸繊維大学美術工芸資料館『村野藤吾建築設計図展カタログ』7

◆論考
 川野弘「市庁舎の新築」(あまがさき紹介:シリーズ「尼崎のできごと」)
 あまがさき未来協会『季刊TOMORROW』第8巻第3号所収

 笠原一人「村野藤吾の尼崎市庁舎-その公共の形」
 尼崎市立地域研究史料館紀要『地域史研究』第36巻第1号所収

 笠原一人「尼崎市庁舎」(連載企画:兵庫の戦後モダニズム建築5)
 神戸史学会『歴史と神戸』第48巻第1号所収

◆音響・映像資料
「昭和30・40年代のフィルム」複製編集版動画DVD
 尼崎市庁舎建築、旧庁舎からの移転時の動画映像が収録されている。


3 旧大庄村役場と現尼崎市庁舎を含む村野藤吾作品に関する参考文献
◆『村野藤吾作品集 1931-1963 TOGO MURANO』
◆村野藤吾著『村野藤吾』(日本現代建築家シリーズ9)
◆村野藤吾生誕100年記念会『村野藤吾 イメージと建築』
◆村野藤吾研究会編『村野藤吾建築案内』

4 その他の参考文献
◆『図説 尼崎の歴史』下巻/Web版『図説 尼崎の歴史』
 近代編第4節4コラム「尼崎の鉄筋コンクリート建築」執筆者:辻川敦
 旧大庄村役場について、竣工当時の写真を掲載して解説
 現代編第2節3「市政の展開、都市基盤の整備」執筆者:山崎隆三/地域研究史料館
 現尼崎市庁舎について、竣工当時の写真を掲載して解説

◆阪神地域の近代建築紹介文献
 建築散歩の案内文献など、両建物を含む阪神地域の近代建築紹介文献を各種所蔵している。
事前調査事項
(Preliminary research)
NDC
日本の建築  (521 9版)
参考資料
(Reference materials)
「大庄村役場・兵庫縣武庫郡-村野藤吾建築事務所設計」
國際建築協会編輯・発行『國際建築』第14巻第11号(昭和13年11月)掲載記事 (逐次刊行物)
「これで"村役場"-新興重工業村の横顔」
朝日新聞社発行『アサヒグラフ』第31巻第24号(通巻788号、昭和13年12月)掲載記事 (逐次刊行物)
村野、森建築事務所著『村野藤吾建築図面集』第4巻 同朋舎出版発行 平成3年 (当館請求記号 525.6/ム-4)
『村野藤吾建築設計図展カタログ』4・7・8 京都工芸繊維大学美術工芸資料館発行 平成14・17・18年 (当館請求記号 520.6/A/ム-4・7・8)
尼崎市立地域研究史料館紀要『地域史研究』第32巻第1号、第33巻第2号、第36巻第1号(通巻94号・97号・102号、平成14年10月、16年3月、18年11月) (逐次刊行物)
尼崎市発行『尼崎市役所』(竣工記念誌)昭和37年 (当館請求記号 526.6/A/ア)
あまがさき未来協会編・発行『季刊TOMORROW』第8巻第3号(通巻29号)平成5年12月 (逐次刊行物)
神戸史学会編・発行『歴史と神戸』第48巻第1号(通巻272号)平成21年2月 (逐次刊行物)
「昭和30・40年代のフィルム」複製編集版動画DVD (音響・映像資料)
村野藤吾作品集編集委員会編『村野藤吾作品集 1931-1963 TOGO MURANO』村野藤吾作品集刊行会発行 昭和40年 (当館請求記号 520.6/A/ム)
村野藤吾著『村野藤吾』(日本現代建築家シリーズ 9)新建築社発行 昭和59年 (当館請求記号 520.6/シ)
村野藤吾生誕100年記念会企画『村野藤吾 イメージと建築』新建築社発行 平成3年 (当館請求記号 526.6/A/シ)
村野藤吾研究会編『村野藤吾建築案内』TOTO出版発行 平成21年 (当館請求記号 520.6/A/ム)
『図説尼崎の歴史』下巻 平成19年発行 (当館請求記号 219/A/ア)
キーワード
(Keywords)
近代建築
村野藤吾
尼崎市庁舎
尼崎市役所
大庄村役場
大庄公民館
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
調査種別
(Type of search)
文献紹介
内容種別
(Type of subject)
郷土 人物
質問者区分
(Category of questioner)
団体
登録番号
(Registration number)
1000152465解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
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