レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2002年3月
- 登録日時
- 2005/12/08 12:30
- 更新日時
- 2005/12/13 16:03
- 管理番号
- 県立長野-02-010
- 質問
-
解決
徳川家康の言葉で「人の一生は重き荷を負うて遠き道を行くがごとし」の全文を知りたい
- 回答
-
『名言名句集成 日本編』(中山秋生著 日本実業出版社 1994)[159-434-1]p574に〝人の一生は重き荷を負うて遠き道をゆくがごとし。いそぐべからず。不自由を常とおもへば不足なし。心に望みおこらば、困窮したるときをおもひ出すべし。堪忍は無事長久の基。怒りは敵とおもへ。勝つ事ばかり知りて負くる事を知らざれば、害その身に到る。おのれを責めて、人を責むるな。及ばざるは過ぎたるよりまされり〟と、全文と解釈を紹介している。また、『国史大辞典 10』(国史大辞典編集委員会 吉川弘文館 1989)[210.03-4a-10]p114や『名言の内側』(木村尚三郎ほか著 日本経済新聞社 1990)[159-き]p70~71などにこの言葉は徳川家康の言葉ではなく、水戸光圀作といわれている「人のいましめ」がもとになっていると紹介されている。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
-
- 人生訓.教訓 (159)
- 参考資料
- キーワード
-
- 徳川家康
- 水戸光圀
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 『なんでもきいてみよう』(県立長野図書館 平成14 第34集)収録レファレンス
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 一般
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000025485