レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 登録日時
- 2004/12/17 18:35
- 更新日時
- 2005/03/16 13:00
- 管理番号
- 市川20040901-09
- 質問
-
解決
「老木晴嵐」または「晴嵐老木」とはどういう意味か。
- 回答
-
インターネットで調べると、尾州竹林宗の弓道の言葉らしいと分かる。
詳しくは全日本弓道連盟の機関紙『弓道』の468号、547号などに記述があり、県立図書館より借り受ける。
- 回答プロセス
-
所蔵する四字熟語事典類にはなし。インターネットで調べると、尾州竹林宗の弓道の言葉らしいと分かる。
千葉県立西部図書館へレファレンス依頼。弓道の日置(へき)流竹林派『石堂(いしどう)竹林(ちくりん)派の弓道書』(一般に「尾竹林派四巻(しかん)の書」と言われている・国会図書館に「尾州(びしゅう)竹林派弓術書」所蔵)の「第4巻 父母の書」の「十三、十二字五位(意)」にある言葉で“晴嵐老木、紅葉散重て冷し(すさま)“とあり。弓道の修練の過程を五段階に分け、説明したものの五つ目として出てくる。「陽が西に傾いて雲が金色に輝く、雄大な情景を示し、老木は枝が枯れても枯淡な味を現す。地面には、紅葉が錦のように敷きつめて美しく、木は泰然として微動だにしない。的中に拘ることなく、朗々とした中での真実をただひたすら実現する枯れた境地である。」と解釈されている。詳しくは全日本弓道連盟の機関紙『弓道』の468号、547号などに記述があり、県立図書館より借り受ける。
- 事前調査事項
-
参考:Google「射法訓」解説http://www.kajita-m.jp/0001matsui1shahokun.htm
- NDC
-
- 武術 (789 8版)
- 参考資料
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 言葉
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000012845