レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2022年10月4日
- 登録日時
- 2023/01/29 10:59
- 更新日時
- 2023/02/28 11:00
- 管理番号
- 武蔵浦和-1-00163
- 質問
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解決
マリーアントワネットの評価について書かれている本を知りたい。
もしできれば歴代のフランス王妃(ヨーロッパ王室の女性)の役割やイメージについて書かれている本も知りたい。
- 回答
-
回答プロセス中の◎や〇がついている資料を提供した。
- 回答プロセス
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・図書館業務システムで“マリーアントワネット” & 利用対象 “一般”で検索し、
抄録より参考になりそうなものを取り寄せる。
◎288.49『フランス王妃列伝』阿河雄二郎/編 昭和堂 2017
p.10~ 四、フランス王妃の地位と役割
p.19~ 第1章 アンヌ・ド・ブルターニュ といったように、
第10章 マリー=アントワネット・ドートリッシュ まで、
10人の王妃について書かれている。
〇953『美と王妃たち』ジャン・コクトー/著 河出書房新社 2004
p.50~51 第12章 マリー・アントワネット
ほか、1章ごとに1人ずつ、計20人のフランス王妃について書かれている。
〇230『ロイヤルカップルが変えた世界史 上』ジャン=フランソワ・ソルノン/著 原書房 2021
p.233~ 6 ルイ一六世とマリー・アントワネット
あわせて6組の王と王妃についての話が載っている。
〇230.6『異国へ嫁した姫君たち』マイケル・ケント公妃マリー・クリスチーヌ/著 時事通信社 1989
p.75~128 2 マリー・アントワネット
ほか、1章ごとに1~2人ずつ、計8人の女性について書かれている。
△288.49『名画で読むハプスブルク家の女たち』宝島社 2019
p.48-50 マリー・アントワネット
△288.4『「ワル姫さま」の系譜学 フランス王室を彩った女たち』鹿島茂/著 講談社 2010
30講に渡り28人のワル姫について述べている。
第26講 マリー・テレーズ
△235.3『パリ2000年の歴史を歩く』大島信三/著 芙蓉書房出版 2019
p.87-128 第4章 マリー・アントワネットとフランス革命
△288.49『王妃たちの最期の日々』ジャン=クリストフ・ビュイッソン/編 原書房 2017
p.1-24 11章 マリー=アントワネット
p.22 人々は彼女がしたことより、彼女の存在自体を非難したのだ。
~だが二世紀後、フランスは彼女をアイドル的な存在と見るようになる。
×288.49『マリー・アントワネット』ジョーンジョーン・ハスリップ/著 近代文芸社 1999
訳者あとがきより
p.528抑えた筆致で書かれているマリー・アントワネット伝。
×235.05『チュルゴーの失脚 下巻』エドガール・フォール/著 法政大学出版局 2007
p.563~ 王妃マリーアントワネットの紹介
△283.5『フランス革命の女たち 激動の時代を生きた11人の物語』池田理代子/著 新潮社 2021
第5章 ロココの薔薇 マリー・アントワネット
p.97-98 ~愛情を夫に受けとめてもらえぬマリー・アントワネットは、
その愛情のはけ口を、ポリニャック夫人をはじめとする崇拝者の群れや
度はずれた浪費に求めずにはいられなかったのだ~
この説明は今ではマリー・アントワネットに対するひとつの評価として定着しているようです。
△289.3『マリー・アントワネット フランス革命と対決した王妃』安達正勝/著 中央公論新社 2014
p.250 マリー-アントワネットは、国王の背後にそっと寄り添うような伝統的王妃像からは
かけ離れていたために当時の人々には評判が悪かったが、宮廷儀礼に反逆して
自由に生きようとしたことには近代的女性の側面があり、現代人は反感を抱くどころか、
親近感を覚える。
×288.49『物語マリー・アントワネット』窪田般弥/著 白水社 1991
あとがきより
p.219 十八世紀のフランスは女性上位の時代であった。~ロマネスクな意味で興味深い女性が多い。
マリー・アントワネットもまた、こうした女性たちの一人である。
~読物風のマリー・アントワネット評伝を書いてみた。
△235.05『マリー・アントワネットとヴェルサイユ』新人物往来社 2003
マリー・アントワネットを知るには。
×B235.06『ヴァレンヌ逃亡 マリー・アントワネット運命の24時間』中野京子/著 文藝春秋 2014
ヴァレンヌ事件に特化したもの。
・館内の資料にあたる
△289.3マリ『王妃マリー・アントワネット(ビジュアル選書)』新人物往来社/編 新人物往来社 2010
△289.3マリ『王妃マリー・アントワネット美の肖像』世界文化社 2011
2冊ともマリーアントワネットを知るにはいいかもしれない。評価という面では×。
△288.49バラ『ヴェルサイユの女たち』アラン・バラトン/著 原書房 2013
スキャンダル、男性遍歴に特化した内容。
・図書館業務システムで、288.49(外国の皇室・王室)で分類検索 →377件ヒット
△288.49『王妃マリー・アントワネット(知の再発見双書)』エヴリーヌ・ルヴェ/著 創元社 2001
日本語版監修者序文より
p.1 ~歴史的事件や人物の評価というものは時代によって異なる。
p.4 この本の、特に資料篇は彼女に対する賛否両論の生々しい多くの貴重な証言から、
彼女の人物像がこれまで以上に身近に迫ってくる。
×288.49『面白いほどよくわかる世界の王室 激烈なるヨーロッパ中世・近代史を読み解く』
鈴木晟/著 日本文芸社 2004
p.95~ 第二章 フランスとスペインの王室
p.137 マリー=アントワネット ルイ16世との結婚が運命の分かれ道
上下2段組みの下段のみで14行ほどの簡単な人物紹介だけ。
詳しくなく、評価も、フランスの王室全体を目を通したが、記載なし。
×B288.49『国王を虜にした女たち フランス宮廷大奥史』 川島ルミ子/[著] 講談社 2006
公式愛妾(公認の側室)5人を紹介したもの。
第5章 p.211-265 マリー・アントワネットの強敵、デュ・バリー夫人について。
×288.49『世界の王宮とヒロイン』新人物往来社 2005
p.100-101 マリー・アントワネット、最後の幽閉地 コンシェルジュリ
△288.49『世界のプリンセス 王宮を彩ったヒロインたちの光と影』新人物往来社 2003
第2部 フランス王室編 p.66-73 マリー・アントワネット
評価については定かではないが、王室のプリンセスについて書かれているので
参考になるかもしれない。
△B288.49『ヨーロッパの王妃・プリンセス200人』新人物往来社/編 新人物往来社 2013
カラーの肖像画と生没年、140文字程度の紹介文つき。
時代別、国別に羅列されているので参考になるかもしれない。
p.122-123 マリー・アントワネット
△235『フランスの歴史をつくった女たち 5』ギー・ブルトン/[著] 中央公論社 1994
第13章 対デュ・バリー夫人戦略の切り札になったマリー=アントワネット
第15章 ポーランド分割の原因となったマリー=アントワネットのデュ・バリー夫人への一言
第16章 1789年の大革命を招き寄せるデュ・バリー夫人とマリー=アントワネットの確執
- 事前調査事項
- NDC
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- 系譜.家史.皇室 (288 10版)
- 参考資料
- キーワード
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- マリー・アントワネット
- フランス王妃
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 人物
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000328083