レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2011年02月22日
- 登録日時
- 2011/02/22 16:54
- 更新日時
- 2011/04/26 18:01
- 管理番号
- C10-008
- 質問
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解決
ビタミンCの定量法(定量法として一般的であり、詳細かつ簡易に図解されたもの)を知りたい。
- 回答
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『衛生試験法・注解』(ISBN:4307470362)pp.228-232に掲載あり。
- 回答プロセス
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【調査戦略】
・利用者の求めるのは「定量法として一般的であり、詳細かつ簡易に図解されたもの」なので、図書資料を中心に調査する。(個々の論文単位では、どれが一般的なものとして確立されているのか判別がつかない。)
・化合物には、体系名と慣用名があり、慣用名だけでは正確な調査ができないため、体系名も確認しておく。
【回答プロセス】
・「ビタミンC」を日化辞webで検索すると、体系名は「L-アスコルビン酸 」であり、「ビタミンC」は慣用名であることがわかった。また、『化学辞典』等の参考図書を確認すると、「ビタミンC」の項目には「ビタミンC→アスコルビン酸」や「ビタミンC=アスコルビン酸」と書かれていた。よって、調査に使うキーワードは「ビタミンC」および「アスコルビン酸」とする。
・化学書資料館を検索すると数点ヒットしたが、内容的にも分量的にもご希望に合致するものが見つからず。
・薬局方(厚生労働省よりPDF公開あり)を調査すると、「ビタミンAの定量法」はあったが、ビタミンCは数行程度しかなかった。ビタミンAの方法に似ているかもしれないとのことなので、本文を見ていただいたが、使われている試薬が違った。試薬名でも検索してみたが、該当する箇所はなし。
・和書コンテンツを検索すると、載っていそうな資料が数点ヒット。うち本学所蔵は『食品分析学』(4563073628)、『五訂増補日本食品標準成分表分析マニュアル』(4767961106)『栄養学・食品学を学ぶための食品学実験』(9784874480427)。
・参考図書をブラウジング。化学書資料館を検索した際に『実験化学講座』の「分析化学」でヒットしたものがいくつかあったので、『分析化学便覧』改訂5版(462104950X)と『分析化学便覧』改訂四版(462103653X)を見てみると、該当箇所はほんの数行。しかし典拠文献に『衛生試験法・注解』(4307470362)や『ビタミン分析法』(475980191X)『水溶性ビタミン』(4807902180)が挙がっていた。これら現物を確認したところ、『衛生試験法・注解』pp.228-232に掲載されている情報が、利用者のご希望に最も合致していると思われた。
- 事前調査事項
- NDC
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- 分析化学[化学分析] (433 9版)
- 参考資料
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- 分析化学便覧 / 日本分析化学会編. - 改訂4版 (462103653X)
- 分析化学便覧 / 日本分析化学会編. - 改訂5版 (462104950X)
- 衛生試験法・注解 / 日本薬学会編 (4307470362)
- ビタミン分析法. / 化学同人 (475980191X)
- 水溶性ビタミン / 東京化学同人 (4807902180)
- 化学辞典 / 大木道則 (4807904116)
- キーワード
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- ビタミンC
- アスコルビン酸
- 定量
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 学生
- 登録番号
- 1000078913