オンラインデータベース ジャパンナレッジ Lib(
http://japanknowledge.com/library/ 2014/06/07 最終確認)でキーワード“柳原白蓮”で検索した結果、次の情報がヒットした。
“柳原白蓮”
歌人。東京生まれ。本名宮崎あき子。伯爵柳原前光の次女。北小路資武と離婚後、1910年(明治43)東洋英和女学校卒業。九州の富豪伊藤伝右衛門と結婚し筑紫(つくし)の女王として世の耳目を集めたが、やがて実家に戻り、1923年(大正12)年下の学生宮崎龍介と恋愛結婚、以後ともに無産者解放運動に挺身、第二次世界大戦後は平和運動と宗教的世界に関心を示した。1900年(明治33)に佐佐木信綱(ささきのぶつな)に師事、『心の花』に作品を発表。数奇な運命に翻弄(ほんろう)されつつ精神的な苦悶(くもん)を激しい情熱で乗り越えようとした。歌集に『踏絵』(1915)、『幻の華』(1919)、『地平線』(1956)など。
"柳原白蓮", 日本大百科全書(ニッポニカ), JapanKnowledge,
http://japanknowledge.com, (参照 2014-06-07)
調べものコーナーの日本文学に関する棚をブラウジングした結果、次の資料が見つかった。
①『現代日本文学綜覧シリーズ 7下』 青山毅/編 日外アソシエーツ 1994 (自館請求記号:R911.1)
p1115-1116に「柳原白蓮」の項目があり、次の資料の案内があった。
『現代短歌全集 3』 1953 創元社
②『現代短歌全集 18』 改造社 1931 (神奈川県立図書館請求記号:911.167/1/18)
p91-170に詩集『踏絵』、『紫の梅』、『流轉』、『脈打つ思想』が掲載されている。
p171-175に「柳原白蓮」の略歴や代表作が記述されている。
また、①の資料に「伊藤白蓮をも見よ。」とあるので、次の資料を見た。
③『現代日本文学綜覧シリーズ 7上』 青山毅/編 日外アソシエーツ 1994 (自館請求記号:R911.1)
p89に「伊東白蓮」の項目があり、次の資料の案内があった。
『現代短歌大系 2』 河出書房 (神奈川県立図書館請求記号:911.167/2/2)
この資料に掲載されている柳原(伊藤)白蓮の作品は、③の資料によると「p246-256」のみである。
国立国会図書館サーチ(
http://iss.ndl.go.jp/ 2014/06/07 最終確認)でキーワード“白蓮 歌集”で検索した結果、次の資料がヒットしたので、市内OPACや神奈川県内公共図書館横断検索システム(
http://www.klnet.pref.kanagawa.jp/opac/CrossServlet 2014/06/07 最終確認)で所在調査を行った。
『白蓮自選歌集』 伊藤白蓮/著 大鐙閣 1921 (横浜市立図書館請求記号:911.1/178)
この資料は禁帯扱いで、相互貸借には対応していなかった。
神奈川県内公共図書館横断検索システム(
http://www.klnet.pref.kanagawa.jp/opac/CrossServlet 2014/06/07 最終確認)で著者名“白蓮”、キーワード“幻の華”や“踏絵”で検索した結果、次の資料が見つかった。
“踏絵”
④『踏絵』 柳原白蓮/著 ながらみ書房 2008 (横須賀市立図書館請求記号:911/3)
“幻の華”
⑤『編年体大正文学全集第1巻 大正元年』 森鷗外/著 ゆまに書房 2000 (自館請求記号:918.6)
p605に柳原白蓮による短歌集『幻の華』の中から、数点の作品が掲載されている。
⑥『編年体大正文学全集第7巻 大正七年』 佐藤春夫/著 ゆまに書房 2001 (自館請求記号:918.6)
p582に柳原白蓮による短歌集『幻の華』の中から、数点の作品が掲載されている。⑥の資料に掲載されているものとは別の作品が掲載されている。
“地平線”
『地平線』 柳原白蓮/著 ことたま社 1956 (川崎市立図書館請求記号:911.1)