レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 登録日時
- 2009/12/25 10:22
- 更新日時
- 2010/02/16 14:59
- 管理番号
- 山形県-2008-0007
- 質問
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解決
山形県内の映画史について知りたい。山形と映画の関係を精察できる資料があるか。特に山形県内で戦後、映画興行がどのように展開されてきたのか知りたい。
- 回答
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おたずねの件につき、映画に関する記述のある資料を御紹介します。
中でも、資料③に関しては、「明治20年、上内匠町の興行師長崎新吉が、下台町に芝居小屋『港座』をつくった。」(P1026)とあり、明治時代から山形に映画館があったことがわかります。
資料①「現代資料産業・経済編」P905~911「第2項庶民の娯楽とレジャー」として、終戦翌日の映画案内広告から昭和61年2月の新聞記事まで、県内市町村に関する記載が数字等でわかります。
資料②P284~287「トーキーの上映」P897~898「映画」の項で米沢市の昭和7年からの映画興行の推移がわかります。
資料③P1026~1029「劇場・映画館」として、酒田市の様子がわかります。
資料④P196~201「鶴岡の劇場と映画」の項中『無声映画時代』から『映画鑑賞団体』に至るまで、鶴岡市に関しての記載です。
資料⑤P235~238「トーキー映画のはじめ」から「映画の普及」まで新庄市に関しての記載です。
資料⑥P806~810「菊水館」「栄楽館」「ときわ館」として長井市の映画館のそれぞれの変遷の記載があります。
資料⑦806「昭和クラブの開館」として、寒河江市における映画興行の記載があります。
資料⑧P602~604「映画館と劇場」として、大正時代からの河北町(谷地)の映画館の記載があります。
資料⑨P478~480「クラブと映画劇場」の項で資料⑧の町合併後子変遷にからみ記載があります。
資料⑩P939~940「松風座・双松館」「赤湯トキワ館」として、南陽市の映画館について記載があります。
資料⑪P100~103は、河北町の映画史等について民の側からの記載が、資料⑫P536~570については米沢市の映画史等について同様の記載があります。
資料⑬P15~83は、酒田市の「グリーンハウス」の映画館支配人『佐藤久一』に関しての映画館を作った側からの資料となっています。
山形市に関しては、具体的な変遷について記述されたものを探せませんでしたが、山形市史別巻2(P119)に「市内の古い劇場」として、映画館が3館写真で紹介されています。また、山形市では、1989年(平成元年)から「山形国際ドキュメンタリー映画際」が開催され、今年で11回となります。「体感ヤマガタ」でご覧になれます。
- 回答プロセス
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郷土資料で、映画史に関してまとまった資料はない。山形県史をはじめ、映画館のある市町村を中心に調べた。
- 事前調査事項
- NDC
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- 映画 (778 9版)
- 参考資料
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資料①山形県史資料編22/山形県/2001(K209/ヤマ/22)
資料②米沢市史現代編/米沢市史編さん委員会/1996(K274.1/ヨネ/5)
資料③酒田市史下巻/酒田市史編さん委員会/1995(K220.1/サカ/2)
資料④鶴岡市史下巻/鶴岡市/1975(YK232.1/ツル/3)
資料⑤新庄市史第5巻/新庄市/1999(K250.1/シン/5)
資料⑥長井市史第3巻/長井市史編纂委員会/1982(K272.1/ナガ/3)
資料⑦寒河江市史下巻/寒河江市史編さん委員会/2007(K262.1/サガ/3)
資料⑧河北町の歴史下巻/河北町誌編纂委員会/1981(YK262.5/カホ/3)
資料⑨河北町の歴史現代編/河北町の歴史現代編編集委員会/2005(K262.5/カホ)
資料⑩南陽市史下巻/南陽市市史編さん委員会/1992(K273.2/ナン/3)
資料⑪映画かほく-10年のあゆみ-/河北町良い映画を見る会発行/1982(K778/カホ)
資料⑫町内めぐり/泉崎清/米沢新報社/1978(YK297.41/イズ)
資料⑬世界一の映画館と日本一のフランス料理店を山形県酒田市につくった男はなぜ忘れ去られたのか/岡田芳郎/講談社/2008(K289/サト)
資料⑭山形市史別巻2/山形市/1976(K264.1/ヤマ/別-2)
資料⑮体感ヤマガタ/川島信治/三帆舎/2009(K778.7/カワ)
※( )は自館の請求番号です。
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資料①山形県史資料編22/山形県/2001(K209/ヤマ/22)
- キーワード
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- 映画館
- 映画史
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 所蔵調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000061291