レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2005/6/10
- 登録日時
- 2006/09/14 02:11
- 更新日時
- 2008/04/04 16:59
- 管理番号
- 埼浦-2006-058
- 質問
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解決
「零時」を使い始めたのはいつからか、どのようないきさつだったのかを知りたい。
- 回答
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明治5年「太政官布告 337号」(11月9日発令)が明治6年1月1日より施行されたことによる。
- 回答プロセス
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『大百科事典』〈時刻〉の項、『大日本百科全書』〈時〉の項、『国史大辞典』〈時法〉の項には記述なし。
『日本の時刻制度』「第3章 江戸時代以降の時刻制度」に明治の改正の概要あり。
『日本国語大辞典 13』〈零時〉の項に「夜行巡査」(1895)、民法(明治29年:1896)140条、
「雪国」の用例があり、明治時代には使われていたことがわかる。
《Google》を〈時刻制度 & 零時〉で検索した結果より、
社団法人日本広報協会のWebサイトに「時間の表記は、1872(明治5)年旧暦11月9日太政官達
第337号として発令された「時刻制度」に準拠」とあり。
(http://www.koho.or.jp/ 日本広報協会 2005/06/10最終確認)
『法令全書 第5巻の1 明治5年』p231-232「太政官布告 337号 11月9日発令 翌明治6年
1月1日より実施、太陰暦を廃し太陽暦を採用」とあり、表(午前)零時~午後十二時 (午後)1時~午後十二時があり。
- 事前調査事項
- NDC
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- 時法.暦学 (449 9版)
- 行政 (317 9版)
- 法律 (320 9版)
- 参考資料
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- 『日本の時刻制度』(橋本万平 塙書房 1978)
- 『日本国語大辞典 13』
- 『法令全書 第5巻の1 明治5年』
- キーワード
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- 時刻
- 歴史
- 行政-明治時代-日本
- 法令集
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000030589