レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2008/07/08
- 登録日時
- 2009/01/23 02:12
- 更新日時
- 2009/01/27 13:17
- 管理番号
- 埼熊-2008-054
- 質問
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解決
①1バレルは何リットルか。②バレルはどこの国の単位(言葉)で、どのように成立しているのか。
- 回答
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①159リットル。②バレルはヤード・ポンド法の体積の慣用単位であり、ヤード・ポンド法はイギリス固有の単位系で、またアメリカなどアングロ・サクソン諸国とその旧植民地に用いられている。どのように成立したかについては、当初原油をバレル(樽)で運んだという歴史に由来する。
- 回答プロセス
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『知られていない原油価格高騰の謎』p42-44「バレルって何?」に、「(前略)ピッツバーグまでは馬車で運んだそうである。原油価格が『1バレル=○○ドル』という風に表示されるのは、当初、原油をバレル(樽)で運んだという歴史による。1バレルは0.159キロリットル(=159リットル)である。」とあり。
『石油年鑑 1989』p395「石油の単位」に「バレルは0.159kl」とあり。
『日本大百科全書 19』p204〈バレル〉に、「ヤード・ポンド法の体積の慣用単位」とあり。
『日本大百科全書 23』p190〈ヤード・ポンド法〉に、「イギリス固有の単位系で、また、アメリカなどアングロ・サクソン諸国とその旧植民地に用いられている」「古代オリエントに発生したものが、ギリシア、ローマ時代を経て変化し、雑多な単位も混じってイギリスに入り定着した」とあり。
『岩波英和大辞典』p137〈barrel〉に、「(胴のふくれた)たる」とあり。
- 事前調査事項
- NDC
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- 度量衡.計量法 (609 9版)
- 参考資料
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- 『知られていない原油価格高騰の謎』(芥田知至 技術評論社 2006)
- 『石油年鑑 1989』(日本経済研究社 1989)
- 『岩波英和大辞典』(岩波書店 1970)
- 『日本大百科全書 19』(小学館 1988)
- 『日本大百科全書 23』(小学館 1988)
- キーワード
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- 単位-バレル
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 言葉
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000051049