レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2013年07月18日
- 登録日時
- 2014/11/12 14:27
- 更新日時
- 2015/01/15 16:41
- 管理番号
- 埼久-2014-089
- 質問
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未解決
リサイクルされた金属で楽器が作られているか知りたい。
- 回答
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自館所蔵資料から、質問に関する記述は見られなかった。
図書資料には、楽器を製造する際の原料などが記載されていたが、その金属がリサイクルされたものかは不明である。また、管楽器は修理による再利用が多いとの記述があり、製造原料としてのリサイクルについては書かれていなかった。
インターネットの金管楽器修理店のサイト等を見ると、楽器のリサイクルは、使える部品はそのまま使用し、他の部分は調整や修理をするとの記述あり。
- 回答プロセス
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自館目録を〈管楽器〉で検索しヒットした資料を調査する。
『ティーチング・ブラス』(クリスティアン・ステーンストロプ著 作品社 2008)
回答となる記述なし。
『はじめての管楽器メンテナンスブック 金管楽器編』(山領茂著 ヤマハミュージックメディア 2011)
楽器の所有者の日頃のお手入れについての記述のみで、それ以上の修理は「購入した楽器店もしくはメーカーに御相談ください」という記述しかない。
『オーケストラの楽器たち』(石本祐吉著 アグネ技術センター 2000)
p70に金管楽器の材料について書かれているが、リサイクルについて記述なし。
『楽器年鑑 2011年版』(澤野優発行 ミュージックトレード社 2011)
p58「管楽器は(中略)予算確保が一層厳しくなっていることから、リペアはフル稼働との声も。」という記述あり。
《BOOKPLUS》を〈金管楽器&リサイクル〉で検索する。(日外アソシエーツ 2013/07/18最終確認)
「チタンの基礎・加工と最新応用技術 新材料・新素材シリーズ」(新家光雄監修 シーエムシー出版 2009 国会図蔵)
金管楽器についての記述があるようだが県内未所蔵のため確認できず。
《CiNii Articles》を〈金管楽器〉で検索する。(http://ci.nii.ac.jp/ 国立情報学研究所 2013/07/18最終確認)
石本祐吉著「金管楽器・その1-4 金管楽器概論」(『金属 68巻7-10号』アグネ技術センター 1998.7-10)
回答となる記述なし。
《Google》を〈金管楽器 & 修理〉で検索する。
《代官山音楽院》(http://www.daikanyama-ongakuin.com/contents/course/kr.html 代官山音楽院 2013/07/17最終確認)
島村楽器の運営する楽器製作・修理の専門学校のサイトである。カリキュラムを見ると、金管楽器は工具製作、分解・組立、抜差し管調整、ピストン調整、ロータリー調整、スライド調整、溶接技術(ハンダ付け)、ヘコミ修正技術、パーツ固着修正、管体洗浄となっている。
《超金管楽器修理専門店》(http://owl-hekodasi.com/ あうる 2013/07/17最終確認)
ホルン・トランペット・トロンボーン・チューバ・ユーフォニアム・フルート・バスクラリネット・サックスについて、「修理へこみコース」「ホルンレバー塗装コース」「調整コース」「洗浄コース」がある。
《かまくら管楽器リサイクル》(http://music.geocities.jp/k_w_recycle/home かまくら管楽器リサイクル 2013/07/17最終確認)
「楽器は手作業で分解し、原材料としてリサイクルします。再使用可能な部品は保管し、会員に格安で販売致します。ピストン部や管体部に損傷のない物は、修理をし楽器として機能する場合のみ販売されます。」とあり。
- 事前調査事項
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事前調査事項 楽器店に電話で質問したが、よくわからなかった。
- NDC
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- 楽器.器楽 (763 9版)
- 参考資料
- キーワード
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- 金管楽器
- リサイクル
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 図書館
- 登録番号
- 1000162088