レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2007/02/08
- 登録日時
- 2007/09/21 02:11
- 更新日時
- 2007/10/03 15:59
- 管理番号
- 埼久-2007-018
- 質問
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解決
蚊に刺されるとかゆいが、このかゆみの成分は何か。
- 回答
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蚊の吸血時の唾液により人体にアレルギー反応が起こり、かゆみが発生する。かゆみの原因は体内の免疫反応のタイプにより分かれる。以下の資料を紹介する。『蚊の不思議』p196-198『蚊』p208『蚊の博物誌』p48
- 回答プロセス
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NDC分類(486.9)の書架にあたる。『蚊の不思議』p198『蚊』p208に蚊の唾液に対する人体の免疫反応の過程や種類が記載されている。また『蚊の不思議』のマウスによる実験結果の記述で「痒みの原因はヒスタミン、痛みの原因はセロトニンが主だといわれているが、これらの作用を抑える受容体拮抗薬を与えても掻き動作が軽減しないことから何か別物質が関わっているのではないかと考えられる」とあった。
- 事前調査事項
- NDC
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- 昆虫類 (486 9版)
- 基礎医学 (491 9版)
- 参考資料
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- 『蚊の不思議』(宮城一郎 東海大学出版会 2002)
- 『蚊』(池庄司敏明 東京大学出版会 1993)
- 『蚊の博物誌』(栗原毅 福音館書店 1995)
- キーワード
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- 昆虫-蚊
- 免疫-アレルギー
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000037651