レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2007/12/16
- 登録日時
- 2008/04/04 02:11
- 更新日時
- 2008/04/13 08:13
- 管理番号
- 埼熊-2007-105
- 質問
-
未解決
①平安神宮での神前結婚式が流行したのはいつか。昭和6~7年頃か。②またその内容(格づけ-松竹梅など)はどうだったか。
- 回答
-
平安神宮に限定した記述は見あたらなかった。以下、参考となる情報を提供する。
①『神事の基礎知識』「神前結婚の歴史」の項 「明治33年の皇太子の結婚の翌年に、一般国民を対象とした模擬結婚式が契機で神前結婚式が国民の間にひろまる。・・・今日の盛況は戦争後・・・。」とある。
②平安神宮での結婚式の内容(格づけ)について、記述のあるものは見あたらず。
『生活(くらし)の中の神事』(田島諸介 神宮館 1985)には神前結婚の様式に出雲式と並んで〈平安神宮式〉があるが内容については記述無し。
また、参考に平安神宮のインターネットのホームページを紹介する。
- 回答プロセス
-
NDC分類〈176〉や〈386〉の〈結婚礼式〉の資料を確認したが、平安神宮に限定した記述は見あたらなかった。
参考として平安神宮のインターネットのホームページを紹介する。
(http://www.heianjingu.or.jp/08/0201.html/ 2008/01/10最終確認)
①「明治36年に初めて結婚式が行われた。・・・昭和15年に神楽殿が竣工し儀式殿の威容が整えられ、現在まで変わらぬ形・・・。 とくに戦後は神社で結婚式が挙げられる方が多く・・・昭和34年4月・・・皇太子(今上陛下)のご成婚のテレビ放映がきっかけ。このころ、京都では「結婚式は平安神宮で」というのが一つの合言葉」と掲載あり。
②平安神宮会館の結婚式次第に以下の情報があった。
参進-着席-報鼓-修祓-斎主一拝-献饌-斎主祝詞奏上-誓詞奏上-盃の儀(三献の儀)-舞(豊栄の舞)-新郎新婦玉串拝礼-参列者代表玉串拝礼-撤饌-親族盃の儀-斎主一拝-斎主挨拶-報鼓-退出
料金案内では、本殿挙式 300000円(1日2組) 儀式殿挙式120000円
披露宴では料理の内容で玄武(10000円)白虎(12000)朱雀(15000)蒼龍(17000)と分かれている。
(www.heianjingu.or.jp/kaikan/ceremony/honden/step_frame.html /2008/01/10最終確認)
- 事前調査事項
- NDC
-
- 通過儀礼.冠婚葬祭 (385 9版)
- 神社.神職 (175 9版)
- 商業経営.商店 (673 9版)
- 参考資料
-
- 『神事の基礎知識』(講談社)
- 『生活(くらし)の中の神事』(神宮館)
- キーワード
-
- 婚姻
- 婚礼
- 結婚式
- 平安神宮-結婚式場
- 京都市-昭和時代
- 神社-神社誌
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000043383