レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2020年01月11日
- 登録日時
- 2020/02/26 18:18
- 更新日時
- 2020/10/02 13:19
- 管理番号
- 相大-R1-024
- 質問
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解決
支倉常長の慶長遣欧使節団船の復元費用が知りたい。新聞記事で見た記憶がある。
- 回答
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ウェブ・データベース「朝日新聞記事データベース聞蔵Ⅱビジュアル」の新聞記事より、遣欧使節船の復元建造費は約十六億五千万円かかった。
- 回答プロセス
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○自館OPACで“ケンオウシセツセン”で検索する。
『日本の船を復元する』安達裕之/著 学習研究社 2002 【s21244587 552】
p40-43「遣欧使節船」についての記述あり。
サン・ファン・バプティスタ号とあり。
慶長十八年に「八百人の大工、七百人の鉄工及び三千人の人夫を使役して四十五日で竣工」との記述がある。
当時の費用及び復元費用についての記述は無し。
○ウェブ・データベース「朝日新聞記事データベース聞蔵Ⅱビジュアル」で“支倉常長&遣欧使節船&復元”で検索する。
以下の3件の記事がヒットした。
➀1992年4月18日朝刊「現代の“遣欧使節船”に夢 「国内最大の木造船」復元へ起工式 石巻」
記事中に「宮城県と民間で構成する慶長遣欧使節船復元協会が15億円かけて建造するが、県の負担分は7億5000万円」とある。
⓶1993年10月5日朝刊「伊達政宗の船、よみがえった バウティスタ号が完成 石巻/宮城」
記事中に「総建造費は十六億六千五百万円で約一年半かかった。」とある。
③1993年10月10日朝刊「380年前の夢乗せた バウティスタ号の竣工祝う 石巻/宮城」
記事中に県費七億五千万円を含む、事業費約十七億円を投じ」とあった。
注:【 】内は自館の資料コードと請求記号
- 事前調査事項
- NDC
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- 各種の船舶.艦艇 (556 9版)
- 参考資料
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- 『日本の船を復元する』安達裕之/著 学習研究社 2002
- キーワード
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- 支倉常長
- 慶長遣欧使節船
- 復元
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- その他
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000274442