レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2015/03/24
- 登録日時
- 2017/12/28 00:30
- 更新日時
- 2017/12/28 11:58
- 管理番号
- 所沢本-2017-026
- 質問
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解決
「ロコモティブシンドローム」とは何か知りたい。
- 回答
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ロコモティブシンドロームとは、おもに加齢による運動器の障害のために、移動能力の低下をきたし、要介護になっている、あるいは要介護になる危険の高い状態を指します。
(参考:〇『全部見えるスーパービジュアル整形外科疾患』 高井信朗/監修 成美堂出版 2014年)
以下の資料にも記載があります。
〇『スーパー図解変形性股関節症・膝関節症』 柳本繁/監修 法研 2014年
〇『ひざ痛のベストアンサー』 内尾祐司/監修 主婦と生活社 2011年
〇『今日からできるロコモティブシンドローム対処法』 中村耕三/監修 講談社 2013年
- 回答プロセス
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1、所蔵資料の内容確認
〇『全部見えるスーパービジュアル整形外科疾患』 高井信朗/監修 成美堂出版 2014年
P333 「ロコモティブシンドローム」のコラムに、
「おもに加齢による運動器の障害のために、移動能力の低下をきたし、要介護になっている、あるいは要介護になる危険の高い状態をロコモティブシンドローム(ロコモ) という。」と記載あり。
〇『スーパー図解変形性股関節症・膝関節症』 柳本繁/監修 法研 2014年
P146~151
「高齢化社会に突入する日本では、介護を要する期間をできるだけ減らす対策が必要です。そこで、運動器の健康を守るために日本整形外科学会が提唱し、啓発活動を広く行っているのがロコモティブシンドロームです。ロコモティブシンドローム は骨、関節、筋肉に問題を生じる病態です。脊椎や下肢の関節に障害があると正常な歩行、移動が困難になります。」と記載あり。
〇『ひざ痛のベストアンサー』 内尾祐司/監修 主婦と生活社 2011年
P50 「ロコモティブシンドローム」のコラムに、
「(前略)しかし、加齢などにより足腰が弱り、寝たきりになる人が増えているのが現状です。そこで日本整形外科学会では、運動器が弱くなって要介護のリスクが高くなった状態を『ロコモティブシンドローム(運動器症候群)』と名づけ、運動器の衰えに注意を呼びかけています。運動器とは、骨、筋肉、関節、靭帯、神経などの体を動かす仕組みの総称です。」と記載あり。
〇『今日からできるロコモティブシンドローム対処法』 中村耕三/監修 講談社 2013年
P18
「ロコモティブは、英語で<運動の、移動力のある>という意味。ロコモティブシンドロームは骨、関節、筋肉、神経など、運動、移動にかかわる運動器の機能が衰え始め、要介護のリスクが高まり始めた状態から、歩行困難になり要支援・要介護になった状態までを広く含みます。」と記載あり。
また、ロコモ度テストや、予防のための食事法・トレーニング法などの記載あり。
2、記載のなかった資料
×『からだの年齢事典』 鈴木隆雄/編集 朝倉書店 2008年
×『骨の事典』 鈴木隆雄/総編集 朝倉書店 2003年
- 事前調査事項
- NDC
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- 外科学 (494 9版)
- 内科学 (493 9版)
- 参考資料
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- 全部見えるスーパービジュアル整形外科疾患 高井信朗/監修 成美堂出版 2014.12 494.7 978-4-415-31921-6
- スーパー図解変形性股関節症・膝関節症 柳本繁/監修 法研 2014.10 494.77 978-4-86513-009-6
- ひざ痛のベストアンサー 内尾祐司/監修 主婦と生活社 2011.3 494.77 978-4-391-63118-0
- 今日からできるロコモティブシンドローム対処法 中村耕三/監修 講談社 2013.9 493.6 978-4-06-218043-6
- キーワード
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- ロコモティブシンドローム
- ロコモ
- 運動器症候群
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- その他
- 質問者区分
- 一般
- 登録番号
- 1000227802