レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2009年09月01日
- 登録日時
- 2011/01/09 17:39
- 更新日時
- 2011/03/23 09:11
- 管理番号
- 山形県-2009-0034
- 質問
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解決
相撲の軍配づくり職人 中西一順(なかにしかずまさ)について調べている。略歴や出身など確認できる資料はあるか。
- 回答
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当館所蔵の資料から、下記の資料をご紹介します。
資料① P257 簡単な略歴が掲載されています。出身は山形県と記載されています。
資料② P240~246 土俵際で踏ん張る相撲職人たち(古橋健二/著)
資料③ P124~127 中西一順氏の顔写真、作業風景、作品の写真と解説が掲載されています。
資料④ P70~71 作業写真と略歴が掲載されています。出身が東京両国と記載されています。
資料⑤ 平成4年8月30日の訃報覧に中西一順氏が掲載がされています。帰省先の山形県東根市で死亡と記載されています。
資料①と資料④で出身が異なるため、下記の機関に照会しましたが、出身地については確認できませんでした。
- 回答プロセス
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中西一順(なかにしかずまさ)について調べる。(資料①より)
中西一順 昭和14年~平成4年8月26日
山形県出身 中学卒業後、木工となり、父・中西次に師事、後を継いだ。相撲の軍配を作る日本でただ一人の職人だった。江東区無形文化財保持者(昭和60年) 号:中西順光
資料①の文献で資料②『中央公論』108巻6号「土俵際で踏ん張る相撲職人たち」(古橋健二/著)が掲載されていた。資料②を確認するが、経歴についての記載はなし。直接棚を探し、資料③④を確認する。資料④では出身が東京両国となっていたため、江東区立図書館に照会をかけるが、出身地について確認することは出来なかった。
下記の資料には記載なし。
『職人と生活文化 日本職人史の研究4』『建築・金工職人史話 日本職人史の研究5』『日本職人史百話 日本職人史の研究6』『日本の技 伝統を明日へつなげる職人たち』『職人 伝えたい日本の魂』『図説日本の職人』『手仕事の日本』『江戸東京職人の名品』『日本の森と木の職人』『図説江戸時代の技術 上・下』『日本職人技術文化史 上・下』『名工との出会い 平成19年度・平成20年度』『日本職人事典』『新版東京の職人 技と誇りを伝える百人の匠たち』『日本の伝統工芸3東京』『平成職人絵伝 関東編』『東京の職人 百職百人』『相撲のひみつ』『大相撲八十年史』『激動の昭和スポーツ史』
- 事前調査事項
- NDC
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- 工芸 (750 9版)
- 木竹工芸 (754 9版)
- 木工業.木製品 (583 9版)
- 参考資料
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- 資料①山形県人物・人材情報リスト2007/日外アソシエーツ株式会社編/2008(K280/ニチ/2007)
- 資料②中央公論 108巻6号(S051/チュ)
- 資料③下町の名工たち/岡崎豊/1990(750.28/オカ)
- 資料④ヴィジュアル史料日本職人史4 職人の現在/遠藤元男/1992(502.1/エン/4)
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資料⑤毎日新聞
※( )は当館の請求記号です。
- キーワード
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- 軍配
- 中西一順
- 中西順光
- 指物師
- 照会先
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- 江東区立図書館
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000076356