レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2010年01月01日
- 登録日時
- 2010/09/19 08:36
- 更新日時
- 2011/12/04 18:03
- 管理番号
- 市川20100101-03
- 質問
-
未解決
イギリスの元首相ウィンストン・チャーチルが描いた水彩画が掲載されている本が見たい。
以前カレンダーで約12点を見たことがある。
- 回答
-
チャーチル(Sir Winston Leonard Spencer Churchill 1874-1965)の絵画作品は『西洋美術全集
絵画索引』(日本図書館協会 1999)、『画集写真集全情報 91/96』、『同 1997-2001』、『同 2002-2006』
(日外アソシエーツ 紀伊國屋書店発売 2007)、『画集・画文集全情報 45/90』いずれにも記載なし。
自著『葉巻とパレット』(グロリヤ出版 1977)には油絵作品20点が18頁にわたり掲載されている。国立新美術館アートライブラリー所蔵の図録『サー・ウィンストン・チャーチル展』について所蔵先へ問合せると、掲載作品約20点は種類の記載はないが見てみると油絵であるとのこと。
チャーチルについての以下の本には水彩画作品の掲載はなかった。『チャーチル』(法政大学出版局 1993)には絵画の種類の特定はなく、『チャーチルが愛した日本』(PHP研究所 2008)p142-143には「そのころ、彼はある人のすすめで水彩画に手を染めるようになった。(中略)このときから水彩画、さらに油絵に熱中し」とある。『文武とチャーチル』(清流出版 2008)にはチャーチルの絵画作品は油絵が多いとの記述あり。他に『イギリス史重要人物101』(新書館 1997)p194には「ダーダネルス海峡侵攻作戦の失敗(1915)を厳しく批判されて第一線から退いたチャーチルは、水彩画を楽しみながら次なる出番を待った。17年の夏、盟友ロイド=ジョージの連立内閣に軍需相として復帰。」との記述があった。Web上で見つけた画集『Sir Winston Churchill: His Life and His Paintings』(Running Press 2004)は、市川市立・千葉県立・国立国会のいずれの図書館にも所蔵はなく内容を確認できていない。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
-
- 絵画材料.技法 (724 8版)
- 参考資料
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000071538