レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2019/03/23
- 登録日時
- 2019/10/09 00:30
- 更新日時
- 2019/10/09 00:30
- 管理番号
- 牛久-1624
- 質問
-
解決
コンテナの歴史について知りたい。
- 回答
-
・『コンテナ物語』(マルク・レビンソン/日経BP社/2007.1)p47、48にコンテナを
利用した輸送の初期の頃の話が載っており、1920年頃に「アメリカのニューヨーク
・セントラル鉄道がスチール製コンテナを導入」との記述あり。
また、コンテナ船の発明以後の物流の歴史について書かれている。
・『世界大百科事典 改訂新版 10 コウフ-コン』(平凡社/2007.9)p656の
「コンテナ―輸送」の項目に「コンテナーは19世紀末にアメリカで考案され、
1920年ころから欧米の鉄道貨物輸送に使用されるようになった」との記述あり。
- 回答プロセス
-
1.一般件名「コンテナ」&資料状態「所蔵」で自館資料検索。
→ヒット5件中の3件には、コンテナ全体としての歴史の記述無し。
書誌の[内容紹介]を確認し、載っていそうな下記を確認。
①『コンテナ物語』(マルク・レビンソン/日経BP社/2007.1)
…p47、48にコンテナを利用した輸送の初期の頃の話あり。1920年頃に
「アメリカのニューヨーク・セントラル鉄道がスチール製コンテナを導入」
との記述あり。またコンテナ船の発明以後の物流の歴史について書かれて
いる資料。
2.百科事典に端的にまとまっていないだろうかと考え、下記を直接確認。
②『世界大百科事典 改訂新版 10 コウフ-コン』(平凡社/2007.9)
…p656の「コンテナ―輸送」の項目に、「コンテナーは19世紀末にアメリカで
考案され、1920年ころから欧米の鉄道貨物輸送に使用されるようになった」
との記述があった。コンテナの歴史についてはこれ以上の記述はなかった。
『大日本百科事典』(小学館/1981)p413-414には、日本での歴史についての
記述が少しあるのみ。
3.物流や流通に関する参考図書に記述があるかもしれないと考え、レファレンス
ルームのR67-の棚をブラウジングし、下記の資料を確認。
・『最新物流ハンドブック』(日通総合研究所・編/白桃書房/1991.4)
・『物流用語の意味がわかる辞典』(斉藤実/日本実業出版社/2000.6)
・『基本流通用語辞典』(宮澤永光・監修他/白桃書房/2007.5)
→以上3冊を確認したが、コンテナの歴史に関する記述は発見できなかった。
→以上を踏まえ、①を紹介。なお、質問者が当館の利用者カードを作成できない
方(市外在住者)と判明したため居住地を伺いその地域の公共図書館のホーム
ページで上記資料の所蔵を検索した。
結果、所蔵の確認ができたため居住地の図書館の利用も併せて紹介し、終了。
4. 後日、一般の棚にもあるかもしれないと思い、一般の67-の棚をブラウジング。
・『トコトンやさしい物流の本』(鈴木邦成/日刊工業新聞社/2015.3)p42-43に
記述あり。ただし、記述内容は『コンテナ物語』に含まれるもので、そちらの方
が詳細。
- 事前調査事項
- NDC
-
- 交通政策.行政.経営 (681 10版)
- マーケティング (675 10版)
- 参考資料
-
- B10561963 コンテナ物語 マルク・レビンソン/著 日経BP社 2007.1 681.6 978-4-8222-4564-1
- B10573121 世界大百科事典 10 平凡社 2007.9 031 9784582034004
- B10665883 トコトンやさしい物流の本 鈴木邦成/著 日刊工業新聞社 2015.3 675.4 978-4-526-07394-6
- キーワード
-
- コンテナ
- 流通
- 物流
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 言葉
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000262458