レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2015/07/14
- 登録日時
- 2016/03/28 00:30
- 更新日時
- 2024/03/30 00:37
- 管理番号
- M15072114277261
- 質問
-
二日市町にあった戦後の魚市場はいつ頃まで営業していたのか。当時の写真とあわせて見たい。
- 回答
-
・『市場50年史』(資料①)によれば、「岡山市は1948(昭和23)年7月、市民の衛生状態に大きな関心を持っていた進駐軍軍政部当局の強い思惑もあり、二日市町14番地地先の河川敷に鮮魚集荷場を建設し、当時の岡山市鮮魚介公認荷受商組合に貸与することとした」として「岡山魚市場の設立」の経緯が述べられ、「1983(昭和58)年まで魚市場としての活動を継続した」とあり、二日市の魚市場の当時の写真を掲載する。また、巻末「岡山の市場史年表」では、1950年8月29日に「岡山魚市場条例により、岡山魚市場が市場開設者になる」とある。
・『岡山県関係新聞記事索引 昭和58年』(資料②)の「市場」および「卸売市場」の索引項目では、該当関連記事なし。「岡山市中央卸売市場」の項目において「岡山魚市場で最後のセリ 新市場へ移転控え 長年の歴史に感慨」という見出しで山陽新聞(資料③)の記事掲載が確認できる。
・1983年2月11日付「山陽新聞」朝刊(資料③)には、「岡山市二日市町の旭川河岸にある岡山魚市場で十日朝“最後のセリ”が行われた」とあり、2月10日付「山陽新聞」夕刊(資料④)にも、「最後のセリ」を伝える記事を載せている。
・『ゼンリンの住宅地図』上では、1983年版(資料⑤)まで二日市町の地図上に「岡山魚市場」の名称が記載されているが、1984年版(資料⑥)からは記載が消えている。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
-
- 産業 (600 9版)
- 参考資料
-
-
①岡山市中央卸売市場『[岡山市中央卸売] 市場50年史 1962-2012』岡山 岡山市中央卸売市場 ,2013,99p. 参照はp.16,34.
②岡山県総合文化センター『岡山県関係新聞記事索引 昭和58年』岡山 岡山県総合文化センター,1985,365p. 参照はp.35.
③『山陽新聞』1983年2月11日朝刊第20面.
④『山陽新聞』1983年2月10日夕刊第1面.
⑤『ゼンリンの住宅地図 岡山市 中心部 No.2 2号線より南』岡山 善隣出版社,1983,198p. 参照はp.33-34.
⑥『ゼンリンの住宅地図 岡山市 中心部 No.2 旧2号線より南』岡山 ゼンリン,1984,198p. 参照はp.33-34.
-
①岡山市中央卸売市場『[岡山市中央卸売] 市場50年史 1962-2012』岡山 岡山市中央卸売市場 ,2013,99p. 参照はp.16,34.
- キーワード
-
- 二日市
- 魚市場
- 岡山市中央卸売市場
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- M2015072114250977261
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 全年齢
- 登録番号
- 1000189884