レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2000/08/06
- 登録日時
- 2010/08/27 02:00
- 更新日時
- 2016/11/07 14:31
- 管理番号
- 長野市立長野-00-039
- 質問
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解決
防災・災害関係の用語で「ハインリッヒの法則」というものがあるが、どういったものか
- 回答
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工業災害に関する経験則のひとつ。
1件の重大災害が起こるかげで29件の中程度の災害が起き、背後に300件の軽微な災害が発生しているというもの。
- 回答プロセス
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人名辞典など調べるが記載なし。
『災害・防災の本全情報 45/95』(日外アソシエーツ 1995)
→『ハインリッヒ産業災害防止論』 H.W.ハインリッヒ著 1980 とあるが、当館所蔵なし。
H.W.ハインリッヒの他の著作物も所蔵なし。
「産業 災害 防止」をキーワードにした結果、
『産業安全ハンドブック』p22に
「多数の災害についてその発生原因を調査したアメリカの安全技師ハインリッヒが発表した1対29対300の法則的事実は有名である。」
とあり、以降簡単な説明が掲載されている。
また、『工業安全』p18-19にも
「ハインリッヒは多数の事故例(5千件)を調べた結果、「同じ種類の事故が330件おこったとすると、そのうち300件は無傷ですむが、29件は軽い傷害(災害)で伴い、1件は重い傷害を伴うという確率になる」ということを見いだした。これをハインリッヒの1:29:300の法則という。」
とある。
- 事前調査事項
- NDC
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- 工業.工業経済 (509)
- 参考資料
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- 『産業安全ハンドブック』中央労働災害防止協会/編 中央労働災害防止協会 1981.11 <509サ> (p22)
- 『工業安全』実教出版 1998.06 <509コ> (p18-19)
- 『仕事の達人百科』中川 昌彦/著 日本能率協会マネジメントセンター 1992.03 <336ナ> , ISBN 4-8207-0871-6 (p278-280)
- キーワード
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- H.W.ハインリッヒ
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000070514