レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 20180924
- 登録日時
- 2021/04/17 00:30
- 更新日時
- 2021/04/17 00:30
- 管理番号
- 徳参20180905
- 質問
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解決
海で「イワガキ」を採ったが、食べてはいけない時期があったと思うので、確認したい。
- 回答
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下記資料によれば、欧米ではRのつかない月には食べない習慣がある。産卵期を控えて味が落ちること、中毒を起こす危険性があることなどが原因とされている。
日本では、イワガキが夏に旬を迎える。
【A】『食品図鑑』
p431「カキ」
「イワガキ」も各地に分布し、夏ガキとして珍重され…」
産卵後の冬が旬。
昔から、Rのつかない月(5-8月)に食べない習慣。産卵期を控えて不味であるとともに、食中毒菌の繁殖と腐敗しやすいことが原因とされる。
【B】『旬を味わうおさかな食材図鑑』
p124「秋の巻」
欧米では、Rのつかない月には食べないと言われる。相当する5-9月が産卵期にあたり、中毒を起こす危険があるためで、日本のマガキにはあたらない。また、日本には夏に旬を迎えるためナツガキの別名がある岩ガキという種類もある。
【C】『Marche´食材大図鑑』
p196 岩がき…茨城以南、能登半島以南に多い。7-8月の産卵期前においしくなり解禁されるので、夏がきともいう。
真がき、平がきとともに大きめの写真あり。
【D】『地域食材大百科 第5巻』
p213-214 イワガキ 生態や食材としての特徴、食べ方など詳しい。写真あり。
春-夏が旬、産卵期が長く味が落ちない。食べない時期については記述なし。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 食品.料理 (596 8版)
- 参考資料
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- 【A】食品図鑑 (596タイ431平宏和/〔ほか〕編著 女子栄養大学出版部 2006.4)
- 【B】旬を味わうおさかな食材図鑑 (596.3ツリ124つり人社 1995.11)
- 【C】Marche´食材大図鑑 (596コオ196辻調理師専門学校/監修 講談社 2015.10)
- 【D】地域食材大百科 第5巻 (498.5ノオ5213-214農山漁村文化協会 2011.2)
- キーワード
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- カキ、 牡蠣
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000297171