レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2019年08月11日
- 登録日時
- 2020/06/06 10:54
- 更新日時
- 2020/06/06 10:54
- 管理番号
- 9000029806
- 質問
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解決
ワインの消費量の推移、 日本国民がワインをどのくらい飲んでいるのか知りたい。
- 回答
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ワイン消費量については、果実酒の消費量として毎年国税庁が調査している。『酒類食品産業の生産・販売シェア 2017年版』表6-10で果実酒消費数量(国産・輸入合計)の2006(平成18)年度~2015(平成27)年度、『国税庁統計年報書 第142回(平成28年度版)』「8-4-(2) 販売(消費)数量の累年比較」で2011(平成13)年度~2016(平成28)年度、インターネットからだと国税庁の「酒のしおり」(平成31年3月)「12 酒類販売(消費)数量の推移」で1970(昭和45)年度~2017(平成29)年度の推移を見ることができる。
また、KIRINのウェブサイトには、企業情報>データ集>市場データに「2019年 日本のワイン市場」があり、「1.ワイン消費数量推移」として1976(昭和51)年~2017(平成29)年のグラフがある。1人当たりの量の項目もある。
雑誌「WANDS」2019年3月号(通巻401号)に、(1)で紹介した国税庁の調査を基に算出した都道府県別の1人当たりの消費量、総務省統計局「家計調査」を基にした1世帯当たりの酒類消費支出が掲載されている。後者にぶどう酒の項目があり、本年・前年の数値及び前年比が表になっている。この表は毎号、最新の情報が掲載されている。
総務省統計局の「家計調査」(全国約9千世帯を対象とした調査)は、インターネットの政府統計の総合窓口e-Statから検索して閲覧できる。「データベース」ではブラウザで直接、「ファイル」ではエクセルファイルでダウンロードできる。家計収支-総世帯―年報(年次)から品目分類を参照すると、1世帯当たりのワインの平均支出額等が分かる(2011(平成23)年度~2018(平成30)年度)。
- 回答プロセス
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1. 当館所蔵資料のうち、ワイン・ぶどう関係の図書・雑誌、統計資料等を調査。
『酒類食品産業の生産・販売シェア2017年版』『国税庁統計年報書 第142回(平成28年版)』、雑誌「WANDS」2019年3月号に販売量・消費量あり。
2. 統計資料をインターネット上で調査。
国税庁「酒のしおり」、総務省統計局「家計調査」、KIRIN「Mercian ワイン参考資料」に1人当たり・1世帯当たりの消費量が掲載されていた。
- 事前調査事項
- NDC
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- 日本 (351 10版)
- 食品工業 (588 10版)
- 参考資料
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日刊経済通信社調査出版部/編集. 酒類食品産業の生産・販売シェア : 需給の動向と価格変動 2017. 日刊経済通信社, 2017-12.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I081428017-00 , ISBN 9784931500273 (p.183) -
国税庁/編 , 国税庁. 国税庁統計年報書 第142回(平成28年度版). 大蔵財務協会, 2018.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I086354504-00 (p.289) - ウォンズ パブリシング リミテッド, 2019.03.05. WANDS 2019年3月号(通巻401号) (pp.27-34,47)
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日刊経済通信社調査出版部/編集. 酒類食品産業の生産・販売シェア : 需給の動向と価格変動 2017. 日刊経済通信社, 2017-12.
- キーワード
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- ワイン
- 葡萄酒
- 果実酒
- 統計
- 照会先
- 寄与者
- 備考
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国税庁「酒のしおり」(平成31年3月)「12 酒類販売(消費)数量の推移」
http://www.nta.go.jp/taxes/sake/shiori-gaikyo/shiori/2019/index.htm
KIRIN「データ集」市場データ「2019年 日本のワイン市場」(Mercianワイン参考資料)
https://www.kirin.co.jp/company/data/marketdata/pdf/market_wine_2019.pdf
総務省統計局「家計調査年報(家計収支編)2018年(平成30年)」総世帯年報<品目分類>
https://www.stat.go.jp/data/kakei/2018np/index.html
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000282830