レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2020年09月01日
- 登録日時
- 2020/12/23 16:25
- 更新日時
- 2020/12/23 16:25
- 管理番号
- 市川20200901-01
- 質問
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解決
微分・積分の「ネイピア数e」について、分かりやすく説明されている資料が読みたい。
- 回答
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『数学の世界 数の神秘編』(ニュートンプレス 2018)p.113に、「ネイピア数eは、(1+1/n)のnを無限に大きくしたときの数です。ネイピア数の「ネイピア」は、「対数」を考案して発表した、イギリスの数学者のジョン・ネイピア(1550~1617)に由来します。対数とはaを何乗したらxになるかに相当する数で、「logax」とあらわします。ネイピア数の記号「e」はオイラーが1727年に使いはじめました。aにeを使う対数は、「自然対数」といいます。自然対数の関数「y=logex」は、微分すると「y=1/x」と簡単な形になる性質があります。一方、eを使った指数関数「y=ex」は、微分してもy=exのまま変化しない性質があります。」との説明がある。
『対数のきほん 複雑な計算をかんたんにできる!』(ニュートンプレス 2017)p.56「特別な数「ネイピア数e」とは?」の章には、「eは、2.718281…と、小数点以下が無限につづく数です。スイスの数学者のヤコブ・ベルヌーイ(1654~1705)が1683年に、「(1+1/n)n」という式を使って発見したといわれています。」とあり、ネイピア数eの成り立ちや性質が分かりやすく記載されている。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 解析学 (413 8版)
- 参考資料
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000291320