レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2020年04月29日
- 登録日時
- 2021/12/03 13:07
- 更新日時
- 2022/03/30 14:47
- 管理番号
- 埼久-2021-046
- 質問
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解決
瞳孔の開け閉めをしており、カメラに例えると絞りにあたる部分の眼の部位がどこか知りたい。
- 回答
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以下の資料を紹介した。
『目の病気がよくわかる本』(大鹿哲郎監修 講談社 2016)
p12-13「目の構造やしくみはカメラに似ている」
「カメラにたとえてみれば…」に、「カメラの絞り≒虹彩」とあり。
「目の各部位の名称と働き」の「虹彩」に、「伸び縮みして、瞳孔を広げたり狭めたりすることで、水晶体を通る光の量を調整する」とあり。
『標準眼科学 Standard textbook 第14版』(中澤満[ほか]編 医学書院 2018)
p5「虹彩」に「虹彩はカメラの絞りの役割を担っており、瞳孔pupilを形成している。(中略)暗いところでは、瞳孔縁から周辺に向かって放射状に分布している瞳孔散大筋iris dilatorが収縮することにより瞳孔が散大する。この現象を散瞳mydriasisと呼ぶ。縮瞳miosisは瞳孔が縮小することで、瞳孔周囲に輪状に分布している瞳孔括約筋iris sphicterが収縮することによって生じる。」とあり。
『目の病気の最新治療』(主婦の友社編 杉田美由紀監修 主婦の友社 2014)
p10-11「目の構造は超精密なカメラのよう」に「虹彩 角膜と水晶体の間にあり、中央から見て目が茶褐色やブルーだったりするのは、ここの色です。中央の開口部分が瞳孔で、暗いと広がり、明るいと縮む絞りの役割をしています。」とあり。
『現代の眼科学 改訂第13版』(所敬監修 吉田晃敏[ほか]編集 金原出版 2018)
p5「虹彩」に「ぶどう膜最前部にある膜状組織で、中央に瞳孔pupilがある。瞳孔の大きさを変えることにより眼球内に入る光量が調節される。これはカメラの絞りにあたる。」
『緑内障・白内障』(杉田美由紀監修 主婦の友社編 主婦の友社 2018)
p10-11 質問に関連する記述あり。
- 回答プロセス
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1 当館で以前に受けた類似のレファレンス調査の際に使用した資料を確認する。
《国会図書館レファレンス協同データベース》(http://crd.ndl.go.jp/reference/ 国会図書館)
「人の眼の構造と鳥目(夜盲症)について書かれた資料を探している。」(埼玉県立久喜図書館 https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000274409)
2 NDC分類〈496〉の棚を確認する。
ウェブサイト・データベースの最終アクセス日は2020年4月29日。
- 事前調査事項
- NDC
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- 眼科学.耳鼻咽喉科学 (496 9版)
- 参考資料
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- 『目の病気がよくわかる本』(大鹿哲郎監修 講談社 2016) , ISBN 978-4-06-259803-3
- 『標準眼科学 Standard textbook 第14版』(中澤満[ほか]編 医学書院 2018) , ISBN 978-4-260-03657-3
- 『目の病気の最新治療』(主婦の友社編 杉田美由紀監修 主婦の友社 2014) , ISBN 978-4-07-288863-6
- 『現代の眼科学 改訂第13版』(所敬監修 吉田晃敏[ほか]編集 金原出版 2018) , ISBN 978-4-307-35168-3
- 『緑内障・白内障』(杉田美由紀監修 主婦の友社編 主婦の友社 2018) , ISBN 978-4-07-429826-6
- キーワード
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- 眼
- 眼科学
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 健康・医療
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000308541