レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2007/09/20
- 登録日時
- 2008/01/31 02:10
- 更新日時
- 2008/02/20 13:09
- 管理番号
- 埼浦-2007-093
- 質問
-
解決
「たまづえ」の意味を知りたい。江戸時代にあんまさんが使っていたものと思われる。
- 回答
-
『杖』(法政大学出版局 1998)p185-189に「盲人の白い杖」という項があり。ヨミは「ギョクジョウ」とあり。
『盲人の生活』(雄山閣出版 1998)p125に盲人の位階を示すものとして杖の種類について記述あり。
『日本盲人社会史研究』(未来社 1985)p196-階級と身分秩序について記述あり。
これらの記述を紹介する。
- 回答プロセス
-
参考図書の棚から国語辞典を確認、〈タマズエ〉では該当なし。後に『日本国語大辞典 第2版』を〈ギョクジョウ〉で確認すると「王権の杖」の意で項目あり。
《レファレンス情報システム》を〈玉杖〉で検索するが、該当なし。
自館目録を件名〈杖〉で検索すると、回答の『杖』(法政大学出版局 1998)。索引を確認、〈タマズエ〉は該当なし、〈ギョクジョウ〉でp17、21に「王権の杖」の意で、p185-189に「盲人の白い杖」に記載あり。
自館目録を書名〈障害者 & 歴史〉から調べ、NDC分類〈369)の書架を見て、回答の『盲人の生活』(雄山閣出版 1998)『日本盲人社会史研究』(未来社 1985)を確認。
- 事前調査事項
- NDC
-
- 衣食住の習俗 (383 9版)
- 社会福祉 (369 9版)
- 臨床医学.診断.治療 (492 9版)
- 参考資料
-
- 『日本国語大辞典 第2版』(小学館)
- 『杖』(法政大学出版局 1998)
- 『盲人の生活』(雄山閣出版 1998)
- 『日本盲人社会史研究』(未来社 1985)
- キーワード
-
- 杖
- 玉杖
- あんま-江戸時代-日本
- 身分
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 言葉
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000041408