レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2012/1/26
- 登録日時
- 2012/02/03 02:00
- 更新日時
- 2014/03/18 16:42
- 管理番号
- 1000000469
- 質問
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解決
沖縄県民の身長、体重について年齢別、性別で1900年~2010年までのデータが知りたい。
- 回答
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① 小・中・高校の児童生徒(6~18歳)及び幼稚園児(5歳)について
下記の資料から、昭和14年~平成22年度の性別身長・体重平均値が確認できる。
『学校保健統計調査報告書 平成22年度』(沖縄県教育委員会編・刊、2011年)
p36-39「年齢別平均身長・体重の年次推移」に、昭和35年から平成22年度までの、5~17歳の性別平均身長・体重の年次推移がわかる。但し、幼稚園児(5歳)の昭和35~49年度と、昭和52、53年度のデータは空白になっている。
『学校保健統計調査報告書 平成15年度』(沖縄県教育委員会編・刊、2005年)
p35-38に、昭和14年と昭和28~平成15年までの、5~17歳の性別平均身長・体重の年次推移がある。学校保健統計調査は1953年に発行を開始しており、それ以後ほぼ毎年、戦前のデータとして昭和14年のものを載せている。
『学校保健統計調査報告書 1968年』(琉球政府文教局指導部保健体育課、琉球政府文教局、1969年)のみ、p13に大学生(24歳まで)を含むデータがある。
② 一般成人について
下記の6冊の資料に載っている年次推移表から、昭和57年?平成18年度の性別身長・体重平均値が確認できる。
『県民栄養の現状』(沖縄県環境保健部編・刊、1984、1990、1995年)
「昭和57年度版」p28に、15~80歳以上の性別身長・体重平均値がある。
「昭和63年度版」p62-63に、1~70歳以上の性別身長・体重平均値がある。
「平成5年度版」p149に、1歳~80歳以上の性別身長・体重平均値がある。
『県民健康・栄養の現状』(沖縄県福祉保健部編・刊、2000、2005、2008年)
「平成10年度版」p74、「平成15年度版」p88、「平成18年度版」p169に、1~80歳以上の性別身長・体重平均値がある。
参考資料として、戦前の兵役における身体測定のデータを紹介する。
『沖縄縣史 第20巻 資料編10(沖縄県統計集成)』(琉球政府、国書刊行会、1989年)
p298に、「壮丁ノ身幹尺度」(明治36年)のデータがある。
※壮丁とは、成年に達した男子。夫役または軍役にあたる壮年の男子。(『広辞苑』第四版より)
『統計上ヨリ観タル沖縄県ノ地位』(沖縄県、1926年)
第13に、「壮丁身幹尺度」(大正13年)のデータがある。
『徴兵関係資料集』(出版者、出版年不明)
27枚目の「昭和19年度海軍生徒志願者心得」の「第六 採用試験、(二)身體検査」に身長の合否基準と、30枚目に「身體検査證」写しがある。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 自然科学 (4)
- 参考資料
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- 1 学校保健統計調査報告書 平成22年度 沖縄県教育委員会∥[編] 沖縄県教育委員会 [2011.3序] K374/O52/ 36-39
- 2 学校保健統計調査報告書 平成15年度 沖縄県教育委員会∥[編] 沖縄県教育委員会 2004.1 K374/O52/ 35-38
- 3 学校保健統計調査調告書 1968年度 琉球政府文教局指導部保健体育課∥編 琉球政府文教局 1969.6 K374/R98/ 13
- 4 學校衛生統計調査報告書(1954~1971年度) 沖縄県立図書館 1997.3 K374/R98/
- 5 県民栄養の現状 (昭和57、63、平成5年度) 沖縄県環境保健部∥編 沖縄県環境保健部 1984.3 K49/O52/
- 6 県民健康・栄養の現状(平成10、15、18年度) 沖縄県福祉保健部∥[編] 沖縄県福祉保健部 2000.3 K49/O52/
- 7 沖縄縣史 第20巻 資料編10(沖縄県統計集成) 琉球政府∥編 国書刊行会 1989.10 K201/O52/20 298
- 8 統計上ヨリ観タル沖縄県ノ地位 沖縄縄∥[編] 沖縄県 1926(大正15).10 K35/O52/
- 9 徴兵関係資料集 [ ] [ ] K39/C53/
- キーワード
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- 沖縄
- 身長
- 体重
- 統計
- 身体測定
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 『沖縄県統計年鑑』には掲載されていない。
- 調査種別
- 当館所蔵調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000101010