レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2011/06/30
- 登録日時
- 2011/11/30 02:00
- 更新日時
- 2011/11/30 02:00
- 管理番号
- 千県中参考-2011-0015
- 質問
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解決
プロピレングリコール+二酸化炭素→プロピレンカーボネート+水、エチレングリコール+二酸化炭素→エチレンカーボネート+水、それぞれの製造方法について、いつ、誰が研究、公表し、これに関する文献はどんなものがあるか。
- 回答
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1.プロピレンカーボネートの製造方法については、特許庁の公開特許公報の特開平7-267944で確認できます。
出願人が三菱化学株式会社、発明者は三菱油化株式会社の3名で、出願日が平成6年3月29日、特許出願公開日が同7年10月17日となっています。
なお、公開特許公報については、特許庁のホームページから独立行政法人工業所有権情報・研修館の特許電子図書館のサイトに入って検索することができます。特許・実用新案公報データベースからの検索が便利ですが、初心者向け検索も用意されています。
2.エチレンカーボネートの製造方法については、同じく特許庁の公開特許公報の特開2001-199914で確認できます。
出願人が三菱化学株式会社、発明者は三菱化学株式会社の1名で、出願日が平成12年1月21日、特許出願公開日が同13年7月24日となっています。
3.また、それぞれに関する文献は種々確認できますので、研究者、文献、研究課題等を総合的に検索することの可能な、独立行政法人科学技術振興機構の提供している科学技術総合リンクセンターのJ-GLOBALでお探しになると便利です。
例えば、「プロピレンカーボネート 製造」、「エチレンカーボネート 製造」といった用語の掛け合わせで、それぞれ文献検索してみてはいかがでしょうか。
必要な文献についてはお問い合わせくだされば、別途ご案内させていただきます。
(インターネット最終確認:平成23年6月30日)
- 回答プロセス
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『触媒利用技術集成』(「触媒利用技術集成」編集委員会編 大学図書 1991)、『有機合成のための触媒反応103』(檜山為次郎・野崎京子編 東京化学同人 2004)、『触媒化学 第2版』(御園生誠・斉藤泰和共著 丸善 2009)、『有機合成反応』(向山光昭著 東京化学同人 1987)、『触媒調整』(白崎高保・藤堂尚之編 講談社 1974)、『有機化学合成 Ⅰ・Ⅱ』(亀谷哲治編著 南江堂 1974)他、『触媒講座』などを調査するも、所蔵資料には質問の製造方法の記載はなかった。
- 事前調査事項
- NDC
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- 有機化学 (437 9版)
- 環式化合物の化学 (438 9版)
- 高分子化学工業 (578 9版)
- 参考資料
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- 特許庁ホームページ(http://www.jpo.go.jp/indexj.htm)
- 特許電子図書館のサイト(http://www.ipdl.inpit.go.jp/homepg.ipdl)
- 特許・実用新案公報データベース(http://www.ipdl.inpit.go.jp/Tokujitu/tjsogodb.ipdl?N0000=101)
- J-GLOBAL(平成23年6月現在、試行版(β版)として提供)(http://jglobal.jst.go.jp/?d=0)
- キーワード
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- プロピレングリコール
- プロピレンカーボネート
- エチレングリコール
- エチレンカーボネート
- 特許
- 製造方法
- 環状カーボネート
- 公開特許公報
- 出願
- J-GLOBAL
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000097245