レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2011年07月20日
- 登録日時
- 2011/07/20 17:18
- 更新日時
- 2011/07/30 09:47
- 提供館
- 京都市図書館 (2210023)
- 管理番号
- NDL-伏見中央-2
- 質問
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解決
京都競馬場の土地は,以前何があったところか知りたい。(江戸~明治期あたり)
- 回答
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【資料1】【資料2】によると,競馬場以前の土地は湿地帯であったという記述があった。
また【資料5】の地形図で競馬場あたりの位置を確認すると,そのあたりは田と荒地であったことがわかった。
- 回答プロセス
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京都競馬場関連の自館資料を調査したところ,【資料1】に以下のような記述があった。
「競馬場を須知町から現在の所在地,京都市伏見区葭島渡場町(事務所・京都府久世郡淀町)に移すことに決し,~この土地は広大な湿地帯であって~」
【資料2】にも同様の記述あり。
【資料3】競馬場以前の土地については,「淀の電鉄所有地」だったという記述だけであった。
【資料4】によると,「京都競馬場は,大正14年(1925)12月に,現在地に移転した。~当時は京阪電車の買収地と京都府の管理地を含んでいた。土地が湿地帯であるため工事は難行したという。」と記述あり。
【資料5】二万分の一地形図(1912)で,競馬場の位置を確認すると,田と荒地となっていた。
- 事前調査事項
- NDC
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- 日本 (291 8版)
- 近畿地方 (216 8版)
- 相撲.拳闘.競馬 (788 8版)
- 参考資料
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- 【資料1】『日本競馬史 3巻』 日本中央競馬会 (1968) p532~p533
- 【資料2】『日本馬政史 続2』 神翁顕彰会 (1963) p771
- 【資料3】『京都競馬場80年史』 日本中央競馬会京都競馬場 (2005) p43
- 【資料4】『淀納所・小史』 凡雅舎 (1991) p73~p75
- 【資料5】『淀 二万分の一地形図』 大日本帝国陸地測量部 (1912)
- キーワード
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- 京都競馬場
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000088711