レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2007/04/06
- 登録日時
- 2007/08/02 02:10
- 更新日時
- 2007/08/17 13:27
- 管理番号
- 埼浦-2007-008
- 質問
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解決
1919年(大正8年)ころ、日本人が中国東北部のロシアとの国境付近に住んでいて耕作をしていたかどうかを知りたい。
- 回答
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『日本帝国主義と旧植民地地主制 増補版』「第4章 満州における日本人大土地所有階級の存在構造」に明治末期から進出し、第一次大戦の好況期に多く進出している旨の記述あり。
『満州開発四十年史 上』p85に表「関東州及び附属地における日本人有業者職業人口の推移」あり。1910年(明治43)に農業195人、1930年(昭和5)に農業971人、日本人従事者がいたことがわかる。また同ページに「在満日本人の大部分は関東州及び附属地における都市生活者であった。農業従事者の数は極めてわずかであり、また日本人農業移民の実現がほとんど不可能であった」との記述あり。
以上を回答する。
- 回答プロセス
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その他の調査
『旧日本植民地および「満洲」関係統計資料目録』(一橋大学経済研究所附属日本経済統計情報センター 2001)のp266に「満州大豆二関スル調査」(1912)があったが、本書は「明治後期産業発達史資料 第525巻所収」とあり(県立未所蔵)。
- 事前調査事項
- NDC
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- 農業経済・行政・経営 (611 9版)
- 日本史 (210 9版)
- 人口.土地.資源 (334 9版)
- 参考資料
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- 『日本帝国主義と旧植民地地主制』増補版 (浅田喬二 竜渓書舎 1989)
- 『満州開発四十年史 上』(満州開発四十年史刊行会 1964)
- キーワード
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- 植民地(日本)-満州
- 大正時代
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000036331