レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2014年11月03日
- 登録日時
- 2014/11/03 17:20
- 更新日時
- 2023/06/09 13:58
- 管理番号
- 姫路-142
- 質問
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解決
明治43年から昭和3年まで、姫路の二階町にあった派出所の番所がわかる地図を見たい。二階町巡査派出所という名称だった。
- 回答
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当館所蔵の明治43年~昭和3年に発行された市街図を調査しましたが、いずれも派出所の記述はなく確認できませんでしたが、以下の資料の地図と記載から類推すると、現在の二階町と御幸通りが交差した71番地に二階町巡査派出所があったのではないかと思われます。
『姫路紀要』(姫路紀要編纂会 1912年)
P193「姫路警察署」の項に「配下に十五の巡査派出所を設置し市内には左の九ヶ所に派出所を設く」とし「中二階町」という名称があがっています。
『昭和13年の姫路の商店街』(横山松翠 1990年)
*昭和13年に調査した二階町・元塩町通りの商店配列。東二階町と中二階町のページに「交番の移転 宝文館のすぐ西の道端に交番があった。」という記述があります。商店配列図によると、宝文館は御幸通りと中二階町の交差する角にあります。宝文館があったところは、2014年の姫路市住宅地図では71番地にあたり、現在はカフェになっています。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
-
- 日本 (291)
- 参考資料
- キーワード
-
- 二階町
- 派出所
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 団体
- 登録番号
- 1000161725